イベント情報 2025.07.14
7月2日~7月6日に大阪・関西万博にてSDGsと地域連携の研究発表ブースを出展しました!
本イベントは一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構が大阪・関西万博の会期中、万博会場を中心に主催する「第3回日本国際芸術祭」の一環として、文化芸術と経済社会の好循環といのち輝くWell-beingな未来創りに貢献することを目的に開催され、万博会場内WASSEには5日間で5万人以上が来場しました。
本学は会場内の「Well-being&SDGs+Beyondいのち輝く未来社会」ゾーンに「未来を拓く知の連携:SDGsと地域連携の研究発表」というテーマで出展。ブースでは学内公募を経て、出展希望のあった各学部のゼミや学生団体の取り組みを紹介するポスター展示とセミナー発表を行いました。
ブースの運営はSDGsキャンパスサポーターの学生たちが担当。また、それぞれのゼミ生や団体メンバーも加わり、学生たちが主体となり、多くの来場者に活動内容の紹介を行いました。会場では、本学OB・OGをはじめとする多くの本学ステークホルダーやNPO関係者など幅広い層の方々が彼らの説明に熱心に聞き入っていました。
ブース内では本学の万博への取り組みを紹介する関大万博通信、大学広報誌『Reed』を配布。また、大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンチャレンジ(8月5日~11日)の動画も公開しました。さらにブース内には関大万博オリジナルスタンプ、NFT(デジタルスタンプ)も設置したことにより、時間帯によっては会場入り口近くまで来場者の長蛇の列ができることも。配布したステッカーやうちわもあっという間に在庫がなくなるほどたくさんの方に関大のブースを楽しんでもらいました。
<各団体の展示ポスター>
多様なSDGs・地域連携活動の紹介
ブース内には、上記取り組み紹介のポスターを展示。それぞれのゼミ生や団体メンバーが積極的に来場者にその内容を紹介し、意見交換を行いました。学生たちからは「これまでと異なり、幅広い年齢層の方々にいろんな視点からコメントをいただくことができ、今後の活動の参考になった」、「積極的に話を聞いてもらえた反面、関心の薄い方へのアプローチが課題であることが分かった」などの感想があり、たくさんの手ごたえを感じたようです。
さらにECOひいきプロジェクトの一環として本学のマイボトルアンバサダーが給水スポットサービスとアンケートを実施。万博会場に常設されている給水スポットが混み合っていることもあり、多くの方が本学のブースでマイボトルへの給水をされました。アンバサダーは来場者が給水を待つ間にアンケートを実施。期間中、ブースにて給水した量はなんと約200,000mlにのぼり、500mlのペットボトルに換算して約400本分のプラごみ削減にも貢献しました。さらに、700件以上の回答結果を収集することができました。今後はこの内容を分析し、マイボトル普及施策の検討に活用する予定です。なお、アンケート協力者には象印マホービン様から特別に提供いただいたマイボトルスティックをプレゼントするという「ECOひいき」も行い、お互いにWin-Winとなる取り組みになりました。
多様な成果発表
最終日となる7月6日にはWASSE内に設置されたセミナー会場にて各団体による活動発表を行いました。学生たちはこれまでの活動内容を紹介し、社会課題の解決および持続可能な社会の構築に向けた独自の取組みを来場者にアピールしました。来場者からは「これからの社会を担う若者たちがこれだけしっかりとした考えをもって活動していることを知れて頼もしい」とのコメントもいただきました。
SDGs万博とも称される大阪・関西万博を契機に、関西大学は今後も産官学連携による様々なSDGs推進のための取組を積極展開していきますので、学生たちのさらなる活躍にご期待ください!