概要
設置の理念
本学の理念としての「学の実化(じつげ)」、およびこれを具体化した柱のひとつ「学理と実際との調和」に受け継がれ、「開かれた大学」「情報化社会への対応」「国際化の促進」の3本柱として継承されています。会計専門職大学院は、会計領域における「学理と実際との調和」を結実させるものなのです。
世界標準の会計や監査へ向けて日本の制度の見直しが進む中、日本の公認会計士にも世界標準での活躍を期待できるよう、その資質、とくに会計・監査の実務的かつ理論的な能力が要求されています。関西大学会計専門職大学院では、「世界水準で通用する、理論と実務に習熟した会計人」の養成を第一の目的とし、かかる資質をそなえた超会計人を養成します。そして、それだけにとどまらず、企業や官公庁からの要請に応じた会計人の養成をも目的として、「監査界」、「産業界」、「官公庁」のリーダーたりうる会計専門職の養成を目指しています。
関西大学会計専門職大学院では、社会的要請を受け、会計・監査・財務サービスの高度化・拡大への対応のため、「会計人となるための水準の確保」と「公益を意識した職業倫理観の醸成」する教育を行います。
「超会計人」とは、理論と実務に習熟し、自分の特長を生かして得意分野をもった、競争に勝てる会計専門職のことをいいます。そして、「会計心」とは、専門の会計職業人としての職業倫理観および豊かな会計的センス、高度な判断能力や思考能力を持ち合わせた健全な精神のことをいいます。
関西大学会計専門職大学院では、一歩進んだプロフェッションとしての「会計心をもった超会計人」を養成します。
設置の概要
名称 | 関西大学大学院 会計研究科 会計人養成専攻(専門職学位課程) |
英訳名 | Graduate School of Kansai University, School of Accountancy Major of Accountancy |
通称 | 関西大学会計専門職大学院 関西大学アカウンティングスクール |
設置形態 | 専門職大学院 |
学位名称 (英訳名) |
会計修士(専門職) (Master of Business Administration in Accountancy) |
入学定員 | 40名(収容定員80名) |
教員スタッフ | 専任教員13名(うち、研究者教員7名、実務家教員6名) |
授業形態 | 昼間開講 |
修業年限 | 2年(長期履修学生制度あり) |
修了所要単位 | 48 単位 |
履修制限単位 | 32単位(1年間) |