化学生命工学部

化学・物質工学科 OB・OGからのメッセージ 化学・物質工学科 OB・OGからのメッセージ

株式会社カネカ

2017年3月 理工学研究科 化学生命工学専攻 博士課程前期課程 修了
久野村 駿

自分のアイデアを研究開発に生かし、人々の健康に貢献することをめざします。 自分のアイデアを研究開発に生かし、人々の健康に貢献することをめざします。

子供のころから生物観察やものづくりに興味があったので、バイオマテリアルを学び、その知識を生かせる医療機器メーカーに就職しました。現在は血液浄化事業に携わっており、新規医療機器の研究開発を主に務めています。業務内容としては、F/S(製品化の実現可能性を事前に調査する仕事)に向けたラボ実験や、市場調査(文献/特許調査・学会での情報収集・医師ヒアリング)を主に実施しています。世の中にない治療方法の発明や難病治療にチャレンジできる点にやりがいを感じますし、若手のうちから自分のアイデアを取り入れて製品化につなげることができることも、研究開発職の魅力の1つだと考えています。今後の目標は自身が研究開発に携わった医療機器を世の中に送り出し、人々の健康に貢献すること。会社生活の中で実現したい夢の1つです。

シャープ株式会社

2019年3月 理工学研究科 化学生命工学専攻 博士課程前期課程 修了
仲野 純平

化学系の知見を生かし、視野を広くもてるジェネラリストをめざします。 化学系の知見を生かし、視野を広くもてるジェネラリストをめざします。

高校生の頃から「自分の生活に還元できる仕事がしたい」と考えていたため、製品の最終形態がイメージしやすい電機メーカーを志望しました。現在は、液晶パネルを生産する工場で、主に液晶パネルの不良解析業務を行っています。生産を行う中で起こる問題に対して、「原因の追究」と「問題の改善」に取り組む仕事であり、解決した際の達成感や数字や現象として成果を見ることができる点が魅力です。なかなか解決できず頭を抱えることもありますが、考えて乗り越えていくことが技術職の腕の見せ所だと思います。今後は化学系の知識を学んだ人間ならではの視点や知識を業務に生かし、広い知識を持つジェネラリストになりたいと考えています。皆さんも、化学生命工学部で自分のやりたいことを見つけ、可能性を広げてください。

ライオン株式会社

2018年3月 理工学研究科 化学生命工学専攻 博士課程前期課程 修了
石田 絢哉

開発に携わった商品を、多くの方に喜んで使っていただくことが喜びです。 開発に携わった商品を、多くの方に喜んで使っていただくことが喜びです。

在学中に塾でアルバイトをした経験から、多くの人に関わる仕事がしたいと考えていました。そこで、研究者として自身が開発に携わったものを、多くの方に使ってほしいという思いから、B to Cメーカーを志望。そして大学院生向けの就職セミナーで弊社の担当人事と出会い、会社の雰囲気に魅力を感じ、最終的に今の仕事を選びました。現在は柔軟剤の開発研究に携わっています。市場導入を予定している柔軟剤の組成開発や、市販されている柔軟剤にさらに改良を加える開発業務を、主に事業部と連携して進めます。お客様のニーズを解明し、それを技術で解決できた際の達成感は、メーカーの研究者としての大きな魅力です。学生生活では勉強はもちろんのこと、何事にも臆さず挑戦することで成長でき、その経験が自信につながるはずです。

ダイキン工業株式会社

2017年3月 化学生命工学部 化学・物質工学科 卒業
富田 翔子

女性技術者として、新しい設備の開発に取り組みます。 女性技術者として、新しい設備の開発に取り組みます。

近年、女性技術者の社会進出についてマスコミでも取り上げられていますが、実際はどうなのかと疑問を感じていました。この思いを抱えたまま参加した大学主催の就職セミナー。そこで育児をしながら、技術者として活躍されている女性社員のお話や興味深い仕事内容に魅力を感じ、入社を決めました。現在は生産技術部で、新工場に設置する設備の条件を決定するための試験や必要な部材の仕様を考えています。試行錯誤を重ねて、期待通りの結果が出た時は、喜びで胸がいっぱいに。若手のうちから責任ある仕事に携わることができるので、知識が増えるとともにモチベーションが高まります。大学生活を充実したものにできるかは自分次第。失敗を恐れず、興味のあること、チャレンジしてみたいことは何でも挑戦することが大切だと思います。さまざまな経験から得た知識が、将来自分にとって武器になるはずです。

株式会社メニコン

2014年3月 理工学研究科 ライフ・マテリアルデザイン専攻(現 化学生命工学専攻)
修士課程前期課程 修了
高畑 祐輔

新商品に関する製造販売承認のための治験業務を担当しています。 新商品に関する製造販売承認のための治験業務を担当しています。

コンタクトレンズは医療機器でありながらとても身近な存在。やりがいを実感しやすいと考え入社を決めました。高度管理医療機器であるコンタクトレンズは、その製造販売には治験が必要となります。私は治験の部署に所属し、各地の眼科に研究用のコンタクトレンズを届け、必要な検査が的確に実施されたかをカルテ等で確認するといった業務を行っています。現在、当社は海外市場拡大を視野に、海外でも治験を進めています。今後は私もより多くの治験に携わることで、当社商品を世界中に広める貢献ができればと考えています。大学ではさまざまなことに興味をもって、挑戦をしてください。私は人工の骨を作る研究をきっかけに医療分野への就職に関心をもつようになりました。経験が多くなればなるほど、自分自身の興味や働きたい業界が見え、将来を決めるのにきっと生きてくると思います。

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