可視化プロジェクト

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可視化チーム

 関西大学大阪都市遺産研究センターでは、CG映像やデジタル・コンテンツなどの可視化技術を用いて、都市景観の変遷について調査・研究を進めています。
 このサイトでは、コンピュータグラフィックスによって復元した大阪都市景観の映像など、可視化技術による最新の成果をご覧いただけます。

 このサイトでご覧いただける映像は、今後の調査・研究によって、随時更新していきます。

CGによる大阪都市景観の復元


 道頓堀は、東横堀川と西横堀川の汚濁を解消するため、慶長17年(1612)に、成安道頓によって起工され、元和元年(1615)に完成しました。
 道頓堀川の南側の通りには芝居小屋が立ち並び、近世~近代を通じて芝居街として大いに賑わいました。
 センターでは、大阪を代表する道頓堀界隈を、大正12年(1923)に松竹座が完成する以前の街並みを中心にコンピュータグラフィックスで復元しています。


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「豊臣期大坂図屏風」デジタルコンテンツ


 本センターが取り組んでいる研究テーマの1つに「豊臣期大坂図屏風」があります。この屏風は、オーストリアのグラーツ市にあるエッゲンベルク城(世界遺産)に所蔵されています。
 本センターでは、「豊臣期大坂図屏風」のデジタルコンテンツを制作し、公開しています。「豊臣期大坂図屏風」を所蔵するエッゲンベルク城の情報、屏風を代々所有してきたエッゲンベルク家の人物、屏風に描かれた景観の解説をご覧いただけます。


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大阪水都の景観変遷


 江戸時代の大坂は、「浪華の八百八橋」といわれ、大小の河川や堀川が、物資を運ぶ動脈として、「水都大阪」の人びとの暮らしを支えていました。また河川や堀川は、天神祭の船渡御や道頓堀の歌舞伎役者の船乗り込みに見られるように、祭礼や文化の面においても「水都大阪」の景観を彩ってきました。
 センターでは、都市大阪の景観変遷の検証の一環として、地形図をもとに「水都大阪」の変遷を可視化する作業を進めています。





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大阪都市遺産データベース


 本センターでは、大阪の都市遺産に関する資料をデータベース化しています。明治から大正にかけて大阪で活躍した大工棟梁・中村儀右衛門の資料群や、明治~昭和の大阪の商標ラベルコレクション、大阪の郷土史家・牧村史陽氏が撮影した写真等をデジタル化し、検索することが可能になっています。


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