ごあいさつ

道頓堀

 関西大学博物館と文学研究科では、平成22年度、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に「大阪都市遺産の史的検証と継承・発展・発信を目指す総合的研究拠点の形成」プログラムを申請し、採択され、2010年4月、「大阪都市遺産研究センター」を設立いたしました。2015年3月まで、5ヵ年間の事業を展開いたします。

 「大阪都市遺産研究センター」は、さきに私立大学学術研究高度化推進事業の推進拠点として事業を展開した「なにわ・大阪文化遺産学研究センター」(平成17年度~21年度)の成果を受け継ぎながら、大阪の文化と歴史を主題として「大阪の都市遺産を史的に検証し、その継承と発展を目指す」ものです。

 江戸時代に「商都」・「水都」とされた大阪が、明治維新後の工業都市化、「大大阪」の時代、空襲による壊滅、戦後の復興と高度成長期における変貌をへるなかで、どのような景観変遷を経験しているかを、マクロとミクロの両視点で解き明かします。あわせて、CG映像を制作し、都市遺産アーカイブズの構築も目指します。

 研究拠点「大阪都市遺産研究センター」は、関西大学博物館に隣接しています。

 大阪都市遺産研究センターの活動にご期待いただくとともに、ご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

大阪都市遺産研究センター
センター長 藪田 貫


センター外観

関西大学 大阪都市遺産研究センター

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