学生の声 Students' VOICE(社会情報システム系)

社会情報システム系 4年次生 藤井 美樹さん(Miki Fujii)

幅広く学び自分の目標を見つけたい

ずっと文系だった私の高校生活はインターナショナルクラスで英語を中心に学ぶ、勉強漬けの日々。進学先は文系学部の中から特に社会学部に絞って探していました。将来についても広告やテレビ業界への漠然とした憧れはありましたが、大学4年間で可能な限り幅広く学び、自分の道を見つけたいと考えていました。そんな私にぴったりの学部が文理の垣根のない総合情報学部でした。これからの社会において大きなテーマである"情報"をキーワードにしたカリキュラムにも魅力を感じました。

消費の裏側を知るマーケティングの魅力

1年次生の頃は、苦手なコンピューティング系以外の授業をまんべんなく履修。他にも憧れだった広告・テレビ業界に近い分野に触れ、自分の適正を見極めたかったこともあって、実習授業やサークルで映像制作も経験しました。CMやアニメーション制作はとても楽しめたのですが、自分がこれからもじっくりと取り組んで行く対象ではないなと感じていました。 履修する授業も少しずつ社会情報システム系にシフトしていった2年次生の頃、友だちに勧められて履修した『マーケティングリサーチ』が今の私を決定付ける大きなきっかけとなりました。それまでも"マーケティング"という言葉自体は知っていましたが、自分には縁のない分野だと思っていました。ところが実際に授業を受けてみると、身近で日常的な消費の裏側にある奥深い世界に、あっという間に虜になりました。 実はいつか見た商品開発のドキュメンタリー番組みたいで単純に『かっこいい!自分もやってみたい』と思ったのもきっかけです。ミーハーでちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。 高校生や受験生のみなさんも"マーケティング"という言葉自体は聞いたことがあると思いますが、どんなことを学ぶイメージをお持ちですか?私にとってマーケティングとは消費の現場に飛び込んで、体当たりのコミュニケーションで掴むもの、肌で感じたことこそがマーケティングを学ぶ基本だと思っています。

実践的なプロジェクトにチャレンジ!

私の所属するゼミは座学より実践を軸に、学生自身が消費の現場に触れマーケティングを実体験として学ぶことを重視しています。例えば2つのコーヒーチェーンに1時間滞在し、違いを考察する課題。カップやグラス、照明や家具、メニューボードなど調度品の違いもあれば、スタッフの接客やサービスまで…etc。普段なら気にも留めない違いがたくさんあります。こうした違いの裏にある企業の戦略や意図を考えます。基礎を学んだ後、ゼミで必ずチャレンジするのが『スチューデント・イノベーション・カレッジ(空想生活)』への参加です。これは実在の企業がスポンサーになり、17大学の25ゼミ100グループが参加し、実際に商品企画からマネジメントまでを行うプロジェクトです。私は3人グループのリーダーとしてバッグ部門の『マイボトルバック』企画に挑みました。バッグ部門のテーマはマイボトルを入れるバッグの商品企画を立案しプレゼンテーションを行うというもの。もちろん、ただバッグのデザインを考えるだけではなく、ターゲット設定や使われ方、マイボトルにどんな飲み物を入れることを想定しているのかも含め、実際の商品企画に関わるすべてを自分たちで考えます。

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企画立案はフィールドワークからはじまる

私たちのコンセプトは"ティータイムをスマートに"に決定。いよいよ商品企画に入ります。まずは、店舗に出かけ店員さんやお客さんに話を聞いて、消費者のニーズを探ることから始まります。この実地調査からターゲットを20代女性に絞り、具体的な企画へと落とし込んでいきました。サブバッグを兼ねて持つ女性が多いことから、サイズはお弁当箱が一緒に入るもので、防水素材を使用することも決まりました。定期やスマートフォンが入る外ポケットと保冷剤が入る内ポケットも付け、機能的なデザインに仕上げました。特にこだわったのはコンセプトでもある"スマートなティータイム"を演出するための企画です。お茶屋さんで調べた種類や効能から、飲み物はジンジャー抹茶ラテに決定。家から持ってきた飲み物がなくなる午後のティータイムに、スティックタイプのフレーバーティーを自分でカスタマイズして楽しめるように、スティックの収納ポケットも付けました。

グループワークを通じて自分の成長を実感

このプロジェクトへの参加を経て、実践で学ぶ楽しさと難しさを痛感しました。私が学んだのは、コミュニケーションの大切さと決断の重要さです。リーダーとしてメンバーとどのように情報を共有し、プロジェクトを前進させていくのか?何度も衝突しながら、話し合いを重ね企画を完成させることができた経験は何事にも代え難い財産になりました。はっきりと自分の成長を感じています。大学4年間の総決算として今取り組んでいるのは、関西大学商学部が主催するKUBIC(関西大学ビジネスプラン・コンペティション)への参加に向けた企画の立案です。今回は一人での参加になるのでグループワークで学んだことを最大限に活かした企画で勝負するつもりです。 マーケティングの実践を通じて身につけた現場のニーズを掴むコツと、コミュニケーション能力はさまざまな分野に活かせるものだと思います。夢は出版業界で、新しくて刺激的なもの作りに関わること。今から楽しみです。

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軌道修正しながら未来を探せる!いろんなタイプの学生が集まって切磋琢磨するのが総情の魅力です。