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教員紹介

ゼミ紹介(Research FOCUS) 森尾ゼミ

ゼミ紹介一覧

Research11  森尾 博昭 教授 「人の心はどう動くのか?論理的に分析・考察する。」

人の心がどう動き、実際の行動にどう表れるのか?
分析し、考える。

このサイトをご覧の受験生・高校生のみなさんも“心理学”という言葉を耳にしたことがあると思います。では、このゼミのテーマである『社会心理学』とは、どのような学問なのでしょうか?奥深い心理学の世界を一言で説明するのは難しいのですが、簡単に言うと社会の中のさまざまな場面で、読んで字のごとく人の心がどのように動き、実際の行動にどのような影響を与えるのか?そのメカニズムを調査・分析し、解き明かしていく、そんな学問です。
例えばスーパーの折り込み広告でよく見かける1円商品。つい手に取り、お店に足を運んだ経験があるのではないでしょうか。しかし、よくよく考えてみると1円の商品がいくら売れても、スーパーにとってはたいした利益にはなりません。これは、数あるスーパーの中からとにかく一度店に来てもらうことが目的、つまりきっかけづくりの仕掛けなわけです。店を訪れたお客さんには"自分はこの店の顧客だ"という意識が芽生え、何度も足を運んでもらうなかで店側は継続的に利益を確保することができます。これも人の心の動きに着目した、社会心理学の考え方の一つです。このように、私たちは日常のさまざまな場面で、無意識に“心理学”の一端に触れています。

ここ数年で爆発的に普及したスマートフォン向けの、ゲームやアプリの開発にも心理学のアプローチを見ることができます。コンテンツの開発には高度なプログラミング技術がもちろん必要不可欠です。しかし、高度な技術=テクニックを身に付けていれば、多くのユーザに支持されるコンテンツを作ることができるのかといえば、そうではありません。ユーザにとって大切なのは技術レベルではなく、直感的に「楽しい」と感じることであり、「なるほど」と思えるアイデアです。つまり自分の琴線に触れるかどうかが最も大切なはずです。開発者は日夜、どうすればユーザの心に響き、掴むことができるのかを考え続けています。技術面や心理面、その他、さまざまな情報を駆使しあの手この手で、その仕掛けを考えているのです。

テーマへの取り組みを通じて、
客観的な視点と、論理的な思考力を身に付ける。

ゼミでは、まず共通テーマを出し、社会心理学に取り組むために必要な基礎知識を積み上げます。どう調査・分析し、結論に導くのか?また、その裏付けのためにどのような実験・検証が必要なのか?実践的かつ体験的に学ぶ事を重視しています。そのひとつ一つのプロセスを通じて、学生には能動的に学ぶことの大切さと、自分の考えを周囲に伝えるために必要なプレゼンテーション能力を、段階的に身に付けてもらいたいと考えています。

学生の卒論テーマは、SNSにおいて人の心がどう動き、実際にはどのようなコミュニケーションになるのか?また、人はなぜ絵文字を使うのかなど、情報化社会の現代ならではの、非常に身近で今日的なテーマです。そこから、同様のテーマが過去にどのように検証されてきたのか、参考文献や論文にしっかりと目を通し、論点を整理してブラッシュアップしていきます。研究結果はプロジェクタを使ったプレゼンテーション形式を取っています。不特定多数の人に向けて何かを伝えるには、客観的な視点と結論に至る論理的な組み立てが求められます。発表すること自体が目的になってしまっては本末転倒です。データ紹介に有効なグラフも、提示するデータに見合った物でなければ意味がありません。プレゼンテーションの意味・目的をとことんまで考える。こういったスキルは、何も卒論に限ったことではなく社会に出れば、当たり前に求められる力。学生たちには、目先の課題を解決することだけをめざすのではなく、長期的に自分自身を高めていって欲しいと思っています。

students' COMMENTS

さまざまな学生が集い、
切磋琢磨しています。

社会心理学を学ぶこのゼミは、コンピューティングやメディアのイメージが強い総情の中では、少し異質と言えるかもしれません。ゼミ生の動機もさまざまですね。単純に心理学に興味があった学生もいれば、数学が大好きで統計や分析を学びたくて入った学生もいます。総情生らしく、インターネットをはじめとする情報化社会と、人の関わりに興味を持っている学生もいます。“心理学”と聞くと、ザ・文系と思うかもしれませんが、実はデータを収集して統計をとり、分析するなど数字とは切っても切れない学問なんです。理系分野というだけで、苦手意識を持つゼミ生もいますが、基礎から指導してくださるので、段階的にステップアップできるゼミですね。ゼミ生同士の仲も良く、お互い教え合ったり意見を交わすこともしばしば。切磋琢磨できる環境ですよ。

卒業後も役立つ“力”を
身に付けることができるゼミ。

森尾先生は親しみやすくて、学生の事を考えてくださる先生ですね。先生の授業を履修していた学生には“毒舌”の印象があるようで「怖い」「厳しい」っていうイメージらしいですけど。もちろん厳しく指導されることもありますが、最後には学生のパーソナリティにあったアドバイスや、フォローで学生自身が考え成長するヒントを示してくださいます。厳しくて、優しい。ツンデレですね。笑。このゼミで学ぶのは社会心理学だけではありません。社会人としての礼儀やマナーから、資料の作成の仕方、プレゼンテーションまで、卒業後も求められる“本当のスキル”を身に付けることができます。

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