KANSAI UNIVERSITY

環境都市工学部

構造、人間心理、美的感覚をバランスよく学び、より良い住環境・都市空間の創造に取り組む。 構造、人間心理、美的感覚をバランスよく学び、より良い住環境・都市空間の創造に取り組む。

建築学は、私たちが最も身近な環境としての建物を対象としている学問であり、技術的な側面に限らず、社会的・文化的側面にも広がる領域を含んでいます。そこで本学科では、「災害に耐える建物の構造体としてのありかた」「都市や建物で快適に過ごすための環境」「建物が住む人に与える身体的・心理的問題」など、建築の専門知識はもちろん、人間心理や自然現象といった理系、文系分野の知識をバランスよく身につけることができるカリキュラムを用意し、これからの時代が求める、自然環境と共生し、豊かな生活を営むことができる空間をつくりあげる能力を育てます。

学びのスタイル

理工学研究科 建築学専攻
博士課程前期課程 2019年3月修了
中村 穂希

研究テーマ

イスラム都市における公的空間の私的利用に関する研究

エジプトで歴史ある町並みを現地調査。都市の空間利用に対する考え方が広がった。 エジプトで歴史ある町並みを現地調査。都市の空間利用に対する考え方が広がった。

エジプトのサッカラという村で、都市空間の研究調査を行いました。サッカラの道端では、おしゃべりをする人、路面で店を広げる人などが思いおもいに時間を過ごしています。その道の両側には、腰掛けるためのベンチ(=マスタバ)があります。これは、公的空間を私的に利用することができる「フィナー」という考え方によるものです。こうした私的利用は通行人に迷惑がかからないように配慮され、また、そこは誰でも自由に利用できます。私はサッカラを3回訪ね、複数のマスタバを実測調査し、人々の生活事情をヒアリングしました。調査を行うことで見えてきたのは、公共空間に対するイスラムの人々の考え方であり、その背景にある文化、宗教の影響です。日本では、道や広場などの公共空間を私的に利用する場合は、管理者や警察などに使用許可を取る必要があります。イスラム文化の「人に迷惑をかけなければ自由にしてよい」という考え方に触れたことで、都市の空間利用に対する考え方が広がりました。

人々が心から豊かに暮らせる環境を考えるため、フィールド調査を交えて研究します。

住環境学は、都市において人が暮らす場所全てを研究対象とします。人々が心から豊かに暮らすことのできる場、その環境を考える学問です。研究室の活動は文献等の研究だけにとどまらず、フィールドでの体験的な調査研究を重視。エジプトで伝統的な都市環境と暮らしの関わりを調査した中村さんのように、自分の興味を掘り下げたい人を歓迎します。

建築学科 岡 絵理子 教授

学びのキーワード

【空間デザイン】
【建築構造】
【住環境】

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取得できる資格

所定単位を修得すると資格を取得できるもの

高等学校教諭一種免許状〔工業〕、司書、司書教諭、学芸員

卒業時に受験資格が得られるもの

甲種消防設備士

所定単位を修得すると受験資格が得られるもの

二級建築士
木造建築士

一定の実務経験を積むと受験資格が得られるもの

一級建築士(所定単位を修得することが必要)
建築施工管理技士
土木施工管理技士
造園施工管理技士
コンクリート診断士(講習を受講することが必要)

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