10月15日(火)に経済学部招へい研究員 Carsten Herrmann-Pillath 氏による講演会を開催しました

10月15日(火) 16:45より、Carsten Herrmann-Pillath教授(エアフルト大学マックス・ウェーバー文化・社会高等研究所 教授、関西大学経済学部 招へい研究員)による学術講演会「Performativity of Economic institutions: The case of financial capitalism」を千里山キャンパス第2学舎2号館C603教室において開催しました。

ヘルマン-ピラート教授は、アイデア(とりわけ経済理論)が、そのアイデアを受容した金融・会計・賃金制度の設計者たちや金融実務家や経営者たちの行為を通じて現実の市場を再構成し、自ら(アイデア)をより真実味あるものにする場合があること、あるいは、その再構成の結果、意図せざる害悪をもたらす場合があることを、豊富な事例を挙げながら説明してくださいました。学生たちは、経済学部の中では語られることの少ない経済社会学における先端的かつ含蓄ある議論を英語で聴き、(頭を混乱させながらも)果敢に英語で質問し、その質疑応答を通じて理解を深めていきました。質疑応答は予定時刻を大幅に超えて続き、ヘルマン-ピラート教授の熱意と学生たちの学ぶ意欲を強く感じさせる講演になりました。

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記事提供:経済学部 北川 亘太 准教授

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