政策目標(10年)は、Kandai Vision 150において描かれた「学校法人関西大学の将来像(20年)」及び「教育」、「研究」、「社会貢献」、「組織運営」の4つの将来像の実現に向け、より実行性のある行動計画へと繋げるために、前期10年のめざすべき方向性を示したものです。
政策目標(10年)の構成は、8つの分野〔①教育(大学・大学院)、②教育(併設校)、③研究・社会連携、④国際化、⑤学生の受入れ、⑥学生支援、⑦就職・キャリア、⑧組織運営〕からなり、それぞれの分野に2点から5点の政策目標を掲げ、更に個々の各政策目標には2点から4点の「指針・ポイント」を設けています。
なお、分野ごとの政策目標(10年)では、それぞれ推進主体及び実施主体を明確に示し、それぞれの分野で主体的に推進していく体制を整えています。
また、各学部・研究科・併設校では、学園のビジョン・政策目標の策定にあわせて、現段階における10年後の構想を策定しました。
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「各分野の政策目標(10年)、学部・研究科・併設校におけるビジョン・
政策目標(10年)」は、以下のとおりです。-
1 各分野の政策目標(10年)
- II-1 教育(大学・大学院)政策目標1 「考動力」「革新力」を育成するための教育の深化
- 政策目標2 主体的な学修を促す教育改革における学生参画の更なる推進
- 政策目標3 複数キャンパス連携型学習環境の充実
- 政策目標4 リーダーを養成する大学院教育課程の実質化の推進
- 政策目標5 大学教育のユニバーサルデザイン化の推進
- II-2 教育(併設校)政策目標1 特色ある教育を展開するための教育改革の推進
- 政策目標2 “つながり(連携)”の強化
- 政策目標3 国際教育の拡充
- 政策目標4 情報発信体制の確立
- II-3 研究・社会連携政策目標1 教育と研究の高度な相互連関性を高めるための研究
ガバナンス体制の拡充 - 政策目標2 次世代を担う若手研究者と起業家の育成
- 政策目標3 地域の課題解決に資する社会貢献事業の推進
- 政策目標4 高大連携事業と高大接続政策を見据えた新たな展開
- II-4 国際化政策目標1 インターカルチュラル・イマージョンキャンパスの構築
- 政策目標2 世界を舞台に活躍する学生の育成
- 政策目標3 海外展開による交流促進
- 政策目標4 オープンでボーダレスな受入体制の実現
- 政策目標5 国際化構想の実現に向けたイノベーションの推進
- II-5 学生の受入れ政策目標1 多様な背景を持つ入学者獲得施策の構築
- 政策目標2 グローバル化に対応した学生獲得の推進
- 政策目標3 高大接続改革に対応した入試制度の整備
- 政策目標4 入学者選抜について検証する体制の強化
- 政策目標5 入学者選抜諸施策を推進する広報展開
- II-6 学生支援政策目標1 課外活動による豊かな人格形成と地域社会との信頼構築
- 政策目標2 安全・安心な学生生活を保障する支援策の充実
- 政策目標3 奨学支援事業の発展的展開
- II-7 就職・キャリア政策目標1 組織的・体系的なキャリア教育の確立
- 政策目標2 戦略的就職支援の確立
- II-8 組織運営政策目標1 多様な人材が集い、新たな可能性を拓く、柔軟な組織基盤の構築
- 政策目標2 多様なステークホルダーとの対話と迅速な意思決定の両立
- 政策目標3 学縁を基にした人的ネットワークの拡充とブランド力の向上
- 政策目標4 財政基盤の強化と予算編成体制の再構築
- 政策目標5 キャンパス特性にあわせた持続可能な施設・設備の整備・充実
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2 学部・研究科・併設校におけるビジョン・政策目標(10年)
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中期行動計画は、Kandai Vision 150で描いた「学校法人関西大学の将来像(20年)」及び「教育」、「研究」、「社会貢献」、「組織運営」の4つの将来像を、より実行性のある行動計画へと繋げるために、策定した「各分野の政策目標(10年)」を踏まえ、より具体性のあるアクションプランとして、各実施主体において立案し、推進していくものです。
中期行動計画の期間は5年間とし、実施主体の組織において方向性について内諾を得られているもの、構成員が共有できているものを挙げています。
なお、中期行動計画は、ローリング方式により、毎年、年度末に見直しを行い、学内手続きを経た後、学内外に公表しています。
※行動計画の具体的な内容については、「ダウンロード一覧」からご覧ください。