お知らせ

2023年度関西大学博物館実習実践研修会を開催します

2023.05.09

 関西大学博物館は、平成6年4月に開館いたしました。その前身の考古学等資料室の時代から、所蔵する現物資料を使った学芸員の養成に力を注いでおり、60年以上の伝統をもつ本学博物館学課程のプログラムでは、資料に向き合う姿勢を大切にして、伝統と先取性のバランスを保った授業を行っています。
 本館の大きな特徴である学芸員養成機関としての取り組みを拡大し、資料の取り扱いを実践的に学ぶ研修会を開催いたします。
 博物館資料の取り扱いについて興味・関心を持たれている方、学芸員を希望する学生、研究職・専門職・教育職等に従事されている方など、積極的なご参加をお待ちしています。

第1回:土器圧痕研修 
6月3日(土)10:40~12:10 
講師:小畑弘己氏
 土器の中に残るタネやムシの圧痕を探しだす「圧痕レプリカ法」を実践し、その方法について学ぶとともに、圧痕法の原理と理論、そこから導かれる歴史像についての最新の成果を紹介します。

第2回:日本刀研修 
6月24日(土)10:00~11:30 
講師:河内國平氏・河内晋平氏・髙見國一氏
 日本刀の歴史や見所などについて講義。実際に刀剣を手にして鑑賞の仕方や手入れ、取り扱い方法を学びます。

【会場】関西大学博物館(詳細は当日ご案内いたします)
【定員】第1回 20名、第2回 12名  
【受講料】無料
【受講条件】第2回日本刀研修の参加者は、受講当日、受付にて身分証明書をご提示ください。※身分証明書をご提示いただけない場合は、受講できません。
【申込方法】Eメールまたは往復はがき

受講を希望される方は件名を「実践研修会」とし、
(1)氏名(漢字・ふりがな)・年齢・所属(本学学生は学籍番号)
(2)連絡先(住所・電話番号・E-mailアドレス)
(3)希望研修番号(①・②、一度に複数回の申込みも可、ただし第2回日本刀研修には上記のとおり受講条件があります)
(4)学芸員資格の有無
を記入のうえ、E-mailもしくは往復はがき(返信先住所記入のこと)にてお申込みください。
なお、希望者が定員を越えた場合は、抽選を行います。受講決定の可否は、講座日の1週間前までにE-mailまたは往復はがきにてお知らせいたします。受講決定者は当日、受講決定通知書を持参して、受付にご提示ください。

※申込で取得した個人情報の取扱は厳重に行い、研修会の運営以外には使用しません。

データはこちらから

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