
現在の台湾における労働条件・人事制度の原因を深掘りし、検討しました。賃金設定が感覚的であり、職種・職位に対しての根拠が明確に整っていない点を見つけました。市場データを基に、適切な賃金設定や職位等級を成形することで、労働者にとってのキャリアアップを可視化することが重要であると結論づきました。事業モデル作成に当たり、日本企業のノウハウを活かしながら、企業の雇用の仕組み、特に労働条件における不平等を無くしていきたいと考えております。課題解決において連携した企業も、これを機に日系企業だけでなく、現地銀行と連携した新しいモデルの開発の検討を行っています。