研究科概要研究科概要

創造性をもつ高等技術者と研究者の養成

現代のさまざまな産業において活躍できる技術者には、高度の専門知識と技術に加えて幅広い素養と創造力をもつことが求められており、多くの企業では大学院(博士課程前期課程および後期課程)修了者の採用を拡大しています。理工学研究科では、このような社会的要請に応えるため、総合的、学際的な教育・研究を行い、科学技術の急速な発展に対応できる人材を育成しています。2009年度には数学、物理の理学的分野を設置し、教育・研究の幅を更に広げています。
多くの学生や社会人の方に進学の門戸を広げるため、一般の入試に加えて前期課程に社会人入学試験や特別選抜入学試験、後期課程に社会人入学試験を設けているほか、各種奨学金の拡充に努めています。また、外国人留学生入学試験を実施し、広く海外からも学生を募集しています。課程修了および学位取得後の就職などの進路については、本大学院における勉学の成果が生かせるよう、指導教員をはじめ大学院スタッフが熱心に対処しています。

当研究科の教育方針の特色は以下のとおりです。

  1. 1. 各専攻とも、学部の各学科の授業にリンクしたより高度の教育を、特に少人数教育の講義とゼミナールによって徹底させています。また、アドバンストインターンシップと海外実習を置いて学外での研修や教育上の経験を積む機会を与えています。さらに、分野によってはPBL(課題研究)を置いて特色を生かした教育を行い、コミュニケーション能力、デザイン能力を修得し、問題の自己解決能力を涵養します。
  2. 2. 前期課程では、指導教員のもとで、高度の理論と実験を通して研究開発に対する能力をさらに高めるべく研鑽を積みます。また、国内外の学会・研究会などでの発表を積極的に行い、プレゼンテーション能力を養成します。修了者は、修士(工学)のほか、理学系分野では修士(理学)の学位が取得できます。
  3. 3. 前期課程に引き続いて、さらに研究への意欲をもつ者がより広い観点から研究を進められるように、後期課程では分野に縛られない教員体制をとっています。優れた研究成果を挙げ、独立した研究者として活躍できるよう指導を行い、論文審査の上、博士(工学)または博士(理学)の学位を授与します。また、在学期間の短縮修了も可能としています。

学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)

教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)

入学者受入れの方針
(アドミッション・ポリシー)

こちらをご覧ください。