KANSAI UNIVERSITY

地域連携事例集vol.3 Examples of resolving community issues 事例集(冊子版)全ページはこちら(PDF) 過去の冊子はこちら

はじめに

関西大学地域連携センターは、地域との連携に関する本学の窓口として2005年4月に設置されました。地域連携は大学の使命の一つである「社会連携」の一環ですが、「社会」という語が広く開かれたイメージを呼び起こすのに比して、「地域」という語は一つのまとまりを連想させます。そこに住む人びとは仕事も年齢もさまざまで、しかしたがいに関わり合いながら、「ここに暮らしていてよかった」と思えるような居場所を形作っていく――「地域」がめざす目標はそこにあるでしょう。
近年、地域の活性化を図るため、地方自治体等から大学に協力を要請されることがしばしばあります。その内容は、たとえば、ニュータウンの再生、限界集落の活性化、地域産業の振興、生涯学習、市民の健康づくり、防災学習、伝統行事の存続等々、さまざまです。13学部を擁する本学はこの多様な要望にできるかぎりお応えして、地域社会への連携協力を推進しております。それは同時に、大学にとっては、研究成果を人びとの暮らしに実際に活かすとともに、地域の課題に対応する新たな研究テーマを発見する場であり、また地域をフィールドとした教育プログラムを通して若い力を育てる貴重な場でもあります。したがって、地域連携とは、文字通り、地域と大学が連携して双方の持続的発展に寄与するものです。
本学がこれまで蓄積してきた100件の地域連携事例はすでに「関西大学地域連携事例集」Vol. 3に収録しておりますが、この「関西大学地域連携事例集」Vol. 4にはVol. 3に収録できなかった新たな事例をご紹介しております。これまで発刊して参りました事例集によって過去の事業を検証するとともに、地方公共団体や企業等、それぞれの地域の活動に関わる方々のご参考に供し、地域と大学がますます連携して地域の活性化を進めるきっかけとなれば幸甚に存じます。

関西大学地域連携センター長
品川 哲彦