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三大学医工薬連環科学シンポジウム(第6回)報告(於:高槻ミューズキャンパス)(11.02.26)

更新日:2014年3月13日

三大学医工薬連環科学教育研究機構では、地域・家庭での理科教育振興のため、「これからの理科教育を考える」をテーマに、教育関係者、保護者など理科教育にご関心をお持ちの方を対象にシンポジウムを開催しました。
当日は175名の方が来場し、たいへん賑やかなシンポジウムとなりました。
開会には土戸哲明機構長からの挨拶に続き、楠見晴重関西大学学長が挨拶をいたしました。                        

   HP土戸先生挨拶.jpgのサムネール画像 学長挨拶.jpgのサムネール画像

HP倉田先生2.jpgのサムネール画像講演「理科教育の関わり」
(三大学医工薬連環科学教育研究機構 教育開発部門長 倉田純一)

当機構が社会還元事業として主に高槻市内での実施した取組みから、特に児童・生徒の方を対象にした各種事業をご紹介しました。

HP田邊先生2.jpgのサムネール画像講演「教科書や黒板が変わると授業ってこんなにおもしろい!
~情報通信技術(ICT)でもっと楽しい授業を~」
(関西大学初等部 教諭 田邊則彦 先生)

電子黒板やコンピュータを使用した教材等、情報通信技術を活かした学習についてご講演されました。
約15年前に作成された未来の授業風景の映像では、すでに導入され、活用されているものもあり、来場者は興味深く耳を傾けていました。

山田善春先生.jpgのサムネール画像講演「夢とロマンの冒険あふれる理科教育~ワクワクどきどきの世界~」
(オンライン自然科学教育ネットワーク(ONSEN)
世話人、科学教育ボランティア研究大会 実行委員長 山田善春 先生)

簡単な実験を通して、身近にある疑問や不思議に焦点を当て、「慣性」や「中和反応」等を体感し、会場内からは驚きや歓声が上がっていました。
講演後も、こども達が山田先生を囲み、実験を楽しんでいました。


HP河原先生.jpgのサムネール画像講演「自由研究の取組み方」
(三大学医工薬連環科学教育研究機構 教育サポート部門長 河原秀久)

当機構の「自由研究コンテスト2010」を振り返り、自由研究のテーマの選び方や研究のまとめ方、さらには審査のポイント等を具体的にご紹介しました。


パネルディスカッション.JPGのサムネール画像パネルディスカッション
「理科嫌いにしないための大人の努力とコツ~ずっと理科好きでいるために~」
(司会:倉田純一、パネリスト:山田善春 先生、
高槻市教育センター 松村 尚 先生、
    広島県立広島観音高等学校 教諭 岩屋道子 先生、
三大学医工薬連環科学教育研究機構 梶本哲也)

事前に来場者に対し、理科嫌いについてのアンケートを行い、集計した結果を踏まえながら、各パネリストがそれぞれの経験、立場から、理科好きを増やすためのアイデアや工夫について意見を述べ、議論を重ねました。


理科実験体験コーナー.jpgのサムネール画像理科実験体験コーナー
「聞こえない音:超音波を感じよう!」、「いろんな生物を顕微鏡で見てみよう!」、「レインボーメタルを作ろう!」、「腕の動きと筋肉の動き」の4つのテーマでコーナーを設置。
シンポジウム開会から閉会間際まで、多くの保護者、児童・生徒が各コーナーにつめかけました。参加者は、大学教員と大学生の指導のもと、本格的な機材を用いて、理科実験を楽しんでいました。
 

講演や実験のほか、「自由研究コンテスト2010」入選作品展示コーナーなど、内容が盛りだくさんの今回のシンポジウムは、児童・生徒から保護者、教育関係者まであらゆる方々に理科の魅力に触れていただく楽しいひとときとなりました。 
このシンポジウムを通して、理科好きが少しでも増えることを期待しています.。

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