更新日:2016年11月26日
11月20日(日)、関西大学高槻ミューズキャンパスに於いて「自由研究コンテスト2016」第二次審査会・授賞式を開催しました。
関西大学・大阪医科大学・大阪薬科大学の3大学で構成される本機構では、平成21~23年度文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」として採択された事業を平成24年度以降も継続して取り組み、「医工薬連環科学」教育課程の構築と教育成果の社会還元に努めています。本コンテストはその一環で、未来の科学の発展のために子どもたちの理科への関心を高めることを目的としています。
7回目を迎える今年度も、高槻市、高槻市教育委員会、高槻商工会議所から後援を受け、また、高槻ロータリークラブからも協賛いただき実施しております。
今回は、高槻市内の小・中学校13校から総数380作品の応募があり、その中から第一次審査を通過した30作品の発表が行われました。
小学校中高学年(3~6年生)・中学生の部では、疑問に思った事や着目した事について実験・観察を行い、実験結果をグラフや表、写真などを使ったり、それぞれ工夫を凝らした発表となっていました。
小学校低学年(1~2年生)の部では「未来の生活」をテーマにした絵をバックにあったらいい物ややってみたいことなどを子どもらしい視点で作文にして大きな声で元気よく朗読を行いました。
当日は、保護者の方以外にも学校の先生やお友達など167名ものご参加をいただきました。また、当日発表者のレポートをまとめたポスターを展示し、来場者は子どもたちの力作に見入っていました。
発表終了後、柏原市立桜坂小中学校 岡田圭司先生による講演会「紫外線を科学する」が行われ、紫外線の硬化などについて学びました。先生が行う実験では目に見えない紫外線の不思議に驚きと喜びの声が上がっていました。
また、子どもたちが参加する実験もあり、紫外線の硬化を身近に感じるなど楽しい時間を過ごしました。
授賞式では、入賞の9名に加え、審査会に参加の入選者全員に賞状と記念品が授与され、最後は全員での記念撮影を行いました。
本コンテストを通じて、人前で調べたことを発表することは大変いい経験になったと思います。この経験を生かして日頃から理科に興味をもち、研究方法はもちろん、まとめ方や相手への伝え方についても考える力を身つけてくれると私たちは考えています。
また、各学校の先生方ならびに保護者のみなさまにおかれましては、本日までに多大なお力添えをいただきましたこと御礼申し上げます。
二次審査の結果は以下のとおりです。
※個人情報保護の為、氏名は省かせていただいております。
賞 | 学校名 | 作品名 |
小学校中高学年・中学生の部 最優秀賞 |
三箇牧小学校 4年 | はばたけ!オオムラサキ |
小学校低学年の部 最優秀賞 |
関西大学初等部 1年 | すぐあえるエレベーター |
小学校中高学年・中学生の部 優秀賞 |
関西大学初等部 6年 | スーパーの卵から |
小学校中高学年・中学生の部 優秀賞 |
奥坂小学校 5年 | 高槻で一番暑い所は? |
関西大学賞 | 三箇牧小学校 4年 | 新発見ゴムゴム新聞 |
大阪医科大学賞 | 土室小学校 5年 | 乳酸菌は植物にいいのかの研究 |
大阪薬科大学賞 | 関西大学初等部 2年 | リニアシューズ |
高槻ロータリークラブ賞 | 奥坂小学校 5年 | コップレンズのしくみ |
審査員特別賞 | 土室小学校 6年 | 「打ち水」って本当に効果あるの? |
なお、上記入賞作品について、12/9~20の間、高槻市役所 高槻市総合センター1階にポスターを展示いたしますのでぜひご覧ください。