更新日:2014年3月13日
平成24年8月21日(火)~24日(金)、関西大学・大阪薬科大学・大阪医科大学の三大学を会場にして、サマー・サイエンスキャンプDX2012 『くすりを「知る」・「創る」・「活かす」』が実施されました。
20名の募集に対して118名の応募と例年通り高倍率になった中、男子4名、女子16名の高校生が参加しました。
初日は、関西大学高槻ミューズキャンパスにおいて、開講式の後に講義と実験が行われました。時間が足りない場面もありましたが、参加者は最後まで集中力を切らさず実験に取り組んでいました。
2日目は、大阪薬科大学において、薬草園の見学の後、製剤実習などの実習が行われました。長時間のプログラムでしたが、参加者はとても楽しんで取り組んでいました。また、実習後は食堂において交流会が行われ、和やかな雰囲気で歓談・意見交換が行われました。
3日目は、再び関西大学ミューズキャンパスにおいて実験や分子模型を使った実習などが行われました。午後からは、最終日の発表のためにポスター作成を行いました。参加者は、教員に質問をしながら熱心にポスター作成に取り組みました。
最終日は、大阪医科大学において、キャンプを通じて学習した内容のポスター発表(プレゼンテーション)が行われました。ポスター内容や発表のレベルの高い物が多く、参加者の理解度の深さが伺えました。午後は、講義と講評の後に修了証の授与式が行われ、大阪医科大学 竹中学長より修了証が一人ずつに手渡されました。
参加した高校生からは、将来の進路に対して今回の参加が大きく影響する、といった非常に前向きな意見が多く、近い将来、科学者になってくれることを大いに期待します。