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小学校への出張講義報告(高槻市立三箇牧小)(11.10.28)

更新日:2014年3月13日

平成23年10月28日(金)、高槻市立三箇牧小学校の6年生2クラスを対象に「腕の動きと筋肉の働き」(関西大学 倉田先生)というテーマで出張講義を実施しました。

普段あまり意識しないで使っている腕の動きと筋肉の関係を筋電計や模擬筋肉と腕の骨格模型を合わせた筋骨格モデルを用いてこども達に"見える"ように講義を展開していきました。
ティーチングアシスタントの学生が上腕二頭筋(力こぶ)に筋電計を取り付け腕を曲げるとモニターに映し出されたオシロスコープが大きく反応し、それを見たこども達の反応は上々でした。

次に腕を伸ばしてみても画面には大きな変化はなく、惹きつけられたこども達は倉田先生の「腕を伸ばす時はどこの筋肉が使われているのか」という問いかけに思い思いの回答をしました。
上腕三頭筋(二の腕)に筋電計を取り付け腕を伸ばす動きをした時画面に変化があり、こども達も腕を伸ばせられるのは上腕三頭筋が働いているからだと納得してくれました。
また、筋骨格モデルを用いた実験では、模擬筋肉を発揮させると腕を曲げる動きをし、その際の模擬筋肉の形の変化や骨と筋肉の位置関係などを観察しました。
また、ティーチングアシスタントの学生が模擬筋肉を持って各班をまわり、筋肉を発揮する時に筋肉が縮み、太くなり、硬くなるという事を実際に見て、触って、感じてもらいました。

最後に、テコ実験器を用いて上腕二頭筋と骨の位置関係を考えると物を持ち上げるためには筋肉が大きな力を発揮する必要があると説明しました。そのため「老後に備えて若いうちに筋肉を鍛えておきましょう」とのお話で講義は締めくくられました。

☆IMG_3402.JPGのサムネール画像 ☆IMG_3404.JPGのサムネール画像 ☆IMG_3409.JPGのサムネール画像

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