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小学校への出張講義報告(高槻市立玉川小)(11.06.27)

更新日:2014年3月13日

平成23年6月27日(月)、高槻市立玉川小学校の6年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。
玉川小学校は、富田団地の住宅街の中にある学校です。
今回は2クラス合同2限連続で、関西大学 倉田先生の「腕の動きと筋肉の働き」というテーマで授業を行いました。

初めは、恥ずかしさからなのか「力こぶができる人、手を挙げてください」と倉田先生の呼びかけに手を挙げる生徒たちは少なかったです。
しかし、進むにつれて授業の雰囲気になれてきたら、質問に思い思いの答えを出していきます。
「どうしたら筋肉がつくのかな?」との質問には、「ドーピング!」と答えるユニークな生徒もいました。
倉田先生の研究室のティーチングアシスタントの学生が実験モデルとなり筋電計をセットし、力こぶを出すと大きな波形が映し出されると、おお! すごい! と歓声があがりました。

次に、二の腕に筋電計を取り付けて腕を伸ばすと、波形で示されます。
そして腕の曲げ伸ばしすることで、力こぶと二の腕の波形が代わる代わる出て、筋肉は別々に働いていることが示されました。
倉田先生とティーチングアシスタントの学生の力比べでは、両者一生懸命に力を入れている様子を楽しみながら、大きな力を出すと大きな電気が発生する というのが分かりました。

 休憩時間を使って筋電計を測りたい生徒たちが倉田先生と学生のところに押しかけました。
全員が測れたわけではないですが、測定中の生徒たちは興味深く自分の腕から発生する筋電波形を見つめていました。

次に行ったのは人工筋肉の模型筋を使って、筋電計の実験の時に筋肉がどのように動いているかを説明しました。
ティーチングアシスタントの学生達が、子ども達のところへ模型筋をそれぞれ持って行き、「力を入れると筋肉はどのようになるか。長さや太さに注目して観察してみよう」のお題で、直接模型筋を触り、模型筋の変化に驚きながらも楽しく観察していました。
それが終わると、配られたテキストに筋肉がどのように骨にくっついているかを図示するところでは、上腕二頭筋の腱の位置をちゃんと描けている子もいれば、間違っている子もいて、少し説明が足りなかったな?と思うところもありました。

最後に、今のうちからよく食べて、よく寝て、よく運動して、(そして勉強もきちんとやって)丈夫で健康な体づくりを心がけようと締めくくられました。

          ☆IMG_2687.JPGのサムネール画像             ☆IMG_2696.JPGのサムネール画像             ☆IMG_2697.JPGのサムネール画像

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