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小学校への出張講義報告(高槻市立芥川小)(11.06.06)

更新日:2014年3月13日

今回はTA(ティーチングアシスタント)として参加した、関西大学大学院理工学研究科の大垣内龍也(おおがいとりゅうや)さんから報告です。

平成23年6月6日(月)に高槻市立芥川小学校の6年生3クラスを対象に出張講義を実施しました。
テーマは、「腕の動きと筋肉の働き」(関西大学 倉田先生)でした。

私は、大学院生の大垣内龍也と言います。
将来の夢は、教師です。今回、倉田先生のティーチングアシスタントという形で出張講義に参加させていただきました。

講義での一番人気は、やはり筋電計です。
私たちTAが、実験モデルとして腕に筋電計をセットし、力を入れて力こぶを出します。
するとセンサが反応し、スクリーン上にその時入れている力を波形として表すことができるものです。
力の強弱によって、スクリーン上に映しだされる波形の大きさも変わり、その時の子ども達の声の大きさが波形の大きさに比例しているように感じられ、ものすごく面白かったです。

また、その瞬間教室内の空間が一つになったようにも感じられました。
それと、やはり眼に見えない物を形にして、伝えることの重要性ということが子ども達の声の大きさからわかるような気がしました。

次に、筋肉の中身がどのようになっているのかを知るために、人工筋肉の模型筋を使用しました。
その模型を見てスケッチしてもらったり、子ども達が感じたことを書いてもらいました。
ゆっくりと触りにくる子もいれば、おもいっきり触りに来る子もいたりしました。
みんな様々な表情をしていましたが、ただ目の前のモノに対して一生懸命になっていたことが印象的です。

アンケートの回答にも多く記載されていましたが、実験を通して実際に触れたことに関しての喜びが多く寄せられていました。
講義中に関しても子ども達の反応は私たちの予想を上回る反応で嬉しく思いました。
講義を通じて改めて学ぶ事に関しての興味の重要性に気付かされました。
しかし、すべての内容が全員に伝わっているわけでもないということを知る機会もあり、また、子ども一人ひとりをきちんとみることができていたか不安であることも反省点として挙げられています。

講義に参加してくれたすべての人に対して面白いと思える授業を展開出来るように今後、ティーチングアシスタントの立場からできることをより一層考えていき、今後、もっと視野を広めていき即座に気づくことができるようにしていきたいです。
そして、子ども達と同じで日々成長できることができる教師になりたいです。
今回、講義に参加させていただいて良かったと感じたことは、子ども達の様々な声でした。
その声一つひとつを聞くことができ、より一層教師になりたいと強く思うようになりました。
来年から、教師生活を全力で送れるように頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

           ☆【出張講義】230606 芥川 231.jpgのサムネール画像               ☆【出張講義】230606 芥川 237.jpgのサムネール画像               ☆【出張講義】230606 芥川 248.jpgのサムネール画像

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