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市民講座報告(於:薬科大)(11.05.21)

更新日:2014年3月13日

第31回 市民講座 113_kaijyou.jpgのサムネール画像平成23年5月21日(土)、大阪薬科大学において、3大学(関西大学・大阪医科大学・大阪薬科大学連携事業)
第31回大阪薬科大学市民講座『快適で健やかな老後のために』を開催し、363名に参加いただきました。





第31回 市民講座 101_hukunaga.jpgのサムネール画像1講目 高齢化社会と食の関係 ~今まで何を食べ、これから何を食べていくべきか~
関西大学化学生命工学部生命・生物工学科 教授 福永 健治 氏

福永教授は、食生活の欧米化が進行した背景、欧米型食生活の進行による功罪、具体的な食料消費構造の変化について説明の後、生活習慣と生活習慣病との関係、食生活と高齢者とガンの関係を踏まえて、高齢者の食生活に求められる要点についてわかりやすく説明されました。

第31回 市民講座 186_oono.jpgのサムネール画像2講目 高齢者に多い神経の病気~知っておきましょう病気と薬~
大阪薬科大学薬品作用解析学研究室 教授 大野 行弘 氏

大野教授は、脳の構造と機能、神経伝達物質とその異常に伴う神経の病気について説明の後、高齢者に多い神経の病気であるアルツハイマー病について、具体的な症状と病態、最新の治療薬と治療法について薬物治療の観点からわかりやすく説明されました。

第31回 市民講座 284_kimura.jpgのサムネール画像3講目 神経内科の立場から
大阪医科大学内科学Ⅰ教室 准教授(神経内科 科長) 木村 文治 氏

木村准教授は、神経内科及び神経再生医療の概要、脳卒中の種類とその特徴、本邦で初めての試みとなる高槻市医師会地域連携クリティカルパスについて説明の後、高齢者の主な神経の病気であるパーキンソン病やアルツハイマー病の症状及び特徴、地震発生後の生活環境等からも懸念されるエコノミークラス症候群の症状や予防策等について、医師の視点から説明されました。

第31回 市民講座 409_paneldis.jpgのサムネール画像講演後には、参加者のからの質疑を基に、講演者全員による、「3大学によるパネルディスカッション」を行いました。
参加者からは今回の講演で感じた様々な疑問等について活発な質問がありました。

また、従前からの「くすりの相談室」「薬用植物園の見学」も併せて開催し、「くすりの相談室」では大阪医科大学附属病院等の近隣病院及び薬局からの協力も受け、第一線で活躍中の薬剤師の先生方に、くすりに関する様々な相談に応じていただきました。
本講座の開講にあたり、ご共催いただきました高槻市、ご協賛いただきました(社)日本薬学会近畿支部、(社)大阪府薬剤師会、(社)大阪府病院薬剤師会及び大阪薬科大学同窓会、並びにご後援いただきました大阪府、高槻市教育委員会及び高槻市薬剤師会に厚く御礼申し上げます。

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