更新日:2014年3月13日
2010年12月16日(木)、高槻市立大冠小学校の5年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。
テーマは「聴こえない音:超音波を見よう!」(関西大学 山本先生)でした。
大冠小学校は高槻駅からバスに乗って住宅街の中にあります。
大冠小学校には今回が初めての訪問となります。
理科室では生徒たちから英語の挨拶を受けた後、山本先生から超音波とは何かについて、超音波を使う動物の話「コウモリは超音波で飛んでくる虫のスピードも分かるんだよ」「みんなは実はお母さんのお腹の中にいるときに超音波を使って、こんな風に外か見られていたんだよ」「超音波はガン細胞をやっつける治療にも使われているんだよ」など医療の話がありました。
次は音の聞こえる範囲が個人で違うこと、大人になると高い音が聞こえづらくなること、聞こえない音が超音波であることを確認してもらいました。
「昨日は初めて満点がでたけれど、みんなはどうかな?挑戦してみよう!」と周波数当てクイズもおこなわれました。
その次は「超音波で手を洗おう」「超音波で物を浮かそう」「超音波で霧を出そう」「超音波スピーカー」などのたくさんの実験をティーチングアシスタントの学生たちのサポートの元で生徒たちは次々と各実験をテンポよく体験していきます。
生徒たちは超音波洗浄機でアルミホイルを穴だらけにしたり、手をつっこんだり、超音波スピーカーから流れてくる音楽の指向性を体験したり、超音波で発生させた人工の霧に息を吹きかけて友達にかぶらせたり、グループに別れて発泡スチロールの球を何個、超音波で浮かせることができるのか、大いに盛り上がっていました。
アンケートには「超音波について色々わかった」「いろんな実験ができた」「すげー面白かった。」「お兄さんお姉さんがわかりやすく教えてくれた」「納得するまで説明してくれた」など、多くの感想が寄せられました。