更新日:2014年3月13日
2010年12月9日(木)、高槻市立津之江小学校の6年生2クラスを対象に出張講義を実施しました。
実験講義のテーマは「顕微鏡で生物を観察しよう!」(関西大学 河原先生)でした。
河原先生の実験講義が始まり、「納豆菌はひとつの細胞だったら目で見えません。でも何十億もの細胞が集まって、コロニーになると肉眼でも見えます。」、「顕微鏡は病院でガンの細胞を確認する検査のためなどいろいろなところで使われています。」というお話と、はじめて顕微鏡で微生物を発見したオランダの商人、レーヴェンフックと同じ顕微鏡で植物の葉のプレパラートを作ってもらいました。
「えーできるのかなー」と不安と期待の表情を浮かべる生徒たちもいました。
ティーチングアシスタントの学生も交えて実験がはじまり、紅葉や大きな葉っぱを持ち込んでいる生徒もいました。
生徒たちは自分の顕微鏡や高性能の光学顕微鏡で自分のプレパラートや動物の組織のプレパラートの顕微鏡観察にはまりこんでいました。
短時間の濃密な実験講義の時間は瞬く間に過ぎ去り、生徒たちから「まさか、あれだけ小さいもので見れるなんて思いもしなかったし、見えたのでたのしかった。」「色々な生物のさいぼうを見るのがおもしろかった。」「けんび鏡を作れたから楽しかった」「先生の話し方がよかった。」「付いていた人が優しくおしえてくれた」などのたくさんの感想をいただきました。