更新日:2014年3月13日
日時:平成22 年7 月31 日(土)13:00-14:30
場所:大阪薬科大学 学生実習室 C401
対象:高校生(当日受付)
大阪薬科大学、大阪医科大学と関西大学が取り組んでいる文部科学省支援の教育プログラム「三大学医工薬連環科学教育研究機構」では、高校生が多数集まる本学オープンキャンパスに日程を合せて、化学オリンピックのプレイベントである「化学車」を実施いたしました。
今回のテーマは「無機イオンの定性分析」をテーマにして、化学オリンピック日本委員会が作成された「分析実験」と「カラフル炎」を高校生12 名(実際には、11 名+ご父兄1 組)に体験して頂きました。「分析実験」は、一昨年のハンガリー大会で出題された問題を多少モディファイして作成された課題です。用意された試料溶液(水溶液)のpH と溶液同士を混合した際に沈殿が生じるかどうか、沈殿が生じた際は沈殿の色などの情報から、7 種類の試料の化学式を予想して頂きました。
突然の課題提示ですので、沈殿が生じるイオンの組み合せを示した表を参考にして、課題を解いて頂きました。実験の終了時には、解答の解説も行いましたが、皆さん、大方において正解を出しておられたようです。
今回は、本学の学生2 名がTA として参加してくれた他、本学の教員2 名、関西大学の教員2 名もご協力くださいましたので、難しい課題であったと思いますが、化学の実験を楽しんで頂けたと思っています。
下に、実験中ならびに終了後の集合写真を掲載しました。
図1 準備された試料溶液です(7 種類の試料が色分けされています)。
図2 さあ、いよいよ実験開始です。受講生も先生方、TA の学生さんも大変です。
図3 受講生の皆さん頑張っています。