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小学校への出張講義報告(高槻市立土室小)(10.07.12)

更新日:2014年3月13日

平成22年7月12日(月)に高槻市立土室小学校の6年生4クラス145人を対象に出張講義を実施しました。

土室小学校には平成21年度にも訪れ、6年生対象に講義を行なっています。

今回は2クラス合同2限連続で、関西大学 倉田先生の「腕の動きと筋肉の働き」についての授業を行いました。
「力こぶができますか?またどこにできますか?」との問いかけから始まり、力こぶを作って筋肉の動きを触ってみたり、骨のどのあたりに筋肉が付いているのかを触ってみたりします。
その後、腕・筋肉模型実験装置を見て、肘関節を曲げるときには上腕二頭筋が縮むことを確認してもらいました。
こどもたちは筋肉が縮んで太くなると長さは短くなること、その時に関節が曲がることを目で見てしっかりと納得できたようです。
また、大学の研究室に所属するティーチング・アシスタントの学生の上腕二頭筋と上腕三頭筋に筋電計をつけ、曲げ伸ばしした時にどちらの筋肉が使われているか、筋電位の変化という目に見える形で示しました。
希望者にはティーチング・アシスタントの学生と同じように腕に筋電計をつけて、体験してもらう時間も設けました。

授業後半では、大型のテコ実験器を使い、テコの種類の説明をしたり、力をかける場所によって必要な力が異なるというテコの原理を実際に体験してもらったりと、ちょうど学習したばかりのテコの分野についてタイムリーな授業を提供することができたようです。
こどもたちも腕の動きとテコの働きとの結びつきに目を輝かせていました。
2限連続としたことで、より詳しく踏み込んだ講義を行うことができたのではないでしょうか。
普段はあまり意識していない筋肉の存在を改めて認識し、筋肉を成長させるためには「栄養・運動・睡眠」が大切であることを最後にお話しして、終了時刻となりました。

☆土室小 062.jpgのサムネール画像 ☆土室小 066.jpgのサムネール画像 ☆土室小 075.jpgのサムネール画像

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