更新日:2014年3月13日
平成22年6月14日(月)、高槻市立大冠小学校の6年生2クラス75人を対象に今年度初めての出張講義を実施しました。
この日は、2クラス合同2時間連続で、関西大学 倉田先生の「腕の動きと筋肉の働き」についての授業を行いました。
まず、実際に自分の身体の筋肉を触り、腕を動かすと筋肉の様子が変わることを体験した後、腕・筋肉模型実験装置を見て、骨と筋肉のつき方などを観察し、スケッチしました。
その後、ティーチング・アシスタントの大学生が腕に筋電計をつけ、腕の曲げ伸ばしによって筋電位が変化することをスクリーンで見た子ども達は大きな歓声をあげていました。
腕の動きを理解するためには、「てこの原理」の理解が必要ですが、この時点では未習分野だったため、「てこの原理」を学ぶ実験器具を用いて、解説を加えました。今後も、学校での学習進度を考慮した内容で、子ども達が楽しみながら理科に親しめるような出張講義を行ってまいります。