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小学校への出張講義報告(10.01.13)

更新日:2014年3月13日

 2010年最初の出張講義を1月13日(水)に高槻市立高槻小学校の6年生2クラスを対象に行いました。

 大学の先生や、実験のアシスタントとして関西大学の学生が小学校へと出向きました。授業の内容は小学生の理科の学習範囲を考慮していますが、少し高度な内容も含まれます。また、理科の内容に医療や福祉なども絡め、健康や将来の社会生活と関連したお話もしています。

  高槻小 河原先生高槻小 河原先生1

 今回は関西大学 倉田先生の「腕の動きと筋肉の働き」と関西大学 河原先生の「人間の体の中の消化反応を体の外で観てみよう!」の異なった授業を1時限ずつ体験してもらいました。

高槻小倉田先生

             「腕の動きと筋肉の働き」の授業には『物理学』、『機械工学』、『人間工学』などの内容が含まれていますが、5年生で学んだてこの原理などの基本を交えて授業を行いました。骨格と筋肉の模型を直に手で触れて体験してもらい、また筋電計を使った倉田先生と学生アシスタントとのパフォーマンスを通じて筋肉の働きへの理解を深めてもらいました。

  高槻小 河原先生2

  「人間の体の中の消化反応を体の外で観てみよう!」は難しい言葉で言うと『生化学』の内容です。本来、体の中で行われている食べ物の消化反応を体の外である試験管の中で観察しました。酸性やアルカリ性の強さをあらわす"pH"や"酵素"など高校生の化学や生物に出てくる単語に目を丸くしたかもしれませんが、例え話を交えてわかりやすく授業を行いました。医薬品である胃腸薬の成分についても、実験を通して中身を調べました。 

 このような体験型の授業を通して理科や科学への興味が芽生えるよう、今後も出張講義を続けて行きます。

   

    高槻小河原先生4    高槻小河原先生3

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