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第13回日常的FD懇話会「ルーブリック評価とレポート課題の提示方法」を開催しました(11/18)

2016年11月25日

 2016年11月18日に、関西大学千里山キャンパス第2学舎3号館 で、第13回日常的FD懇話会を実施いたしました。講師に京都光華女子大学短期大学部成瀬尚志先生をお招きして「ルーブリック評価とレポート課題の提示方法」というテーマについてお話しいただきました。
 成瀬先生は「剽窃が困難となるレポートの論題にはどのようなものがあるのか?」について研究をすすめておられます。講演の中では、以下のような学生のレポートに対する課題、また望ましい論題のつくり方について具体的な話を伺いました。

★学生がレポートで陥りやすい問題点
 「...についてまとめなさい、説明しなさい」といった論題の場合、学習者が内容に関してどこまで深めるべきなのかに関して自分でレベル設定をできず、結果として剽窃が起こってしまうことが提示されました。また「論証型レポート」の場合は、求められることが複数あり、抽象度が高いため、学生自身が何を書けばよいのかに関して理解できていない可能性が高いことが紹介されました。
 学生自身がレポートの目標を理解して、目標を達成できているのかを自分自身で判断するためには、学生が創意工夫をする必要性がある課題として提示することが求められ、以下のようなレポート課題が提示されました。

★学生が創意工夫をするレポート課題
「リバタリアニズムとはどのような立場か、重要なポイントを3つ抜きだし、なぜその3つが重要であるのかについて説明しなさい」
「リバタリアニズムの問題点について、文献を調べて論じなさい、その際、どのような文献を調べたのかについて出典を明記し、どの資料が重要でどの資料が重要でなかったのかについても説明しなさい」
「次の課題文を読み、課題文の説明が倫理学上のどの立場からのものかについて説明しなさい、その際なぜその立場からの説明になっているといえるのかについても論じること」
「正義とは何か。授業を受けたことで、あなたの理解がどう変わったのかを説明しながら論じなさい」
「●●について論ぜよ。その際、2名以上に読んでもらい、そのコメントを記載し、コメントに対する返答も書きなさい」

 その後、参加者の先生方には実際にレポート論題を考えるワークに参加していただきました。

写真: