取組概要

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背景と目的

取組の位置づけと概要

 本事業の目的は、生涯に亘って創造的な思考と責任ある行動を実践し続ける考動人<Lifelong Active Learner>を育成することです。これまでは主として初年次教育においてPBL型や学生参画型の授業科目を中心にアクティブ・ラーニングの普及を推進してきました。また、キャリア教育においては、自己認識(Self Awareness)や自己変革の機会認識(Opportunity Awareness)など、キャリア管理能力の基礎を修得するためのコンテンツとインターンシップの機会を提供してきました。
 今後、社会からの期待に応え続けていくためには、「特定の課題に取り組むチームワーク体験」「実社会とのつながりを体感できる教育」等、教育の内容と方法をさらに工夫する必要があります。
また、キャリア管理能力についてはDOTSモデルに示される意思決定学習(Decision Learning)や環境適応学習(Transition Learning)の機会保障が必要です。
 そこで本事業では、これらの教育内容・方法に求められる社会のニーズを踏まえ、以下の取組を中心に行います。第一に、初年次教育と専門教育(ゼミ等)とを有機的に接続する拠点づくり等により、考動力の成長・確認・再生を可能にするためのプラットフォームを構築します。第二に、考動力を評価するための指標を開発し、学修行動・到達度調査等により学修成果を検証し、教育改善・学修支援に反映させます。以上の取組により、上記の目的達成を図っていきます。

取組担当者 教育推進部教授 三浦 真琴