システム理工学部

学術情報一覧 表彰・受賞一覧 -学生- 学術情報一覧 表彰・受賞一覧 -学生-

理工学研究科 石田 優樂さんが令和元年電気関係学会関西連合大会において連合大会奨励賞を受賞

氏名

石田 優樂

所属

理工学研究科 システム理工学専攻 電気電子情報工学分野(電気応用システム研究室)

受賞年日

2020年04月17日

大会・団体名

令和元年電気関係学会関西連合大会

受賞名

連合大会奨励賞

研究テーマ等

金属製物体を持つ数値人体モデルの静電誘導電流解析

賞の概要

本賞は、令和元年電気関係学会関西連合大会で優秀な発表を行った講演者に贈呈される賞である。
令和元年電気関係学会関西連合大会(電気学会・電子情報通信学会・映像情報メディア学会・電気設備学会各関西支部主催)は、令和元年11月30日、12月1日に大阪市立大学で開催され、187件の一般講演が行われた。講演に対する座長の採点により賞選定が行われ、1セッション当り約1名の受賞者が選定された。本研究発表は「G14 電気設備」のセッションで発表された。研究内容は送電線下の電磁環境に関するものであり、傘などの金属製導体を持つ人体に静電誘導される電流の大きさを数値解析により明らかにしたものである。国内の電気設備技術基準に記載の電界規制値をクリアした送電線下であれば、国際非電離放射線防護委員会による点接触電流参考レベルと比較して、約2/7倍の安全側の誘導電流値となることが示された。今後の電気設備技術基準の改訂動向の観点からも、重要な基礎データの一つとして役立つことが期待される。なお、発表者は発表時点では学部4年生であり、若手研究者として今後の更なる活躍が期待される。

指導教員

濱田 昌司

このページの先頭へ