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システム理工学部

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理工学研究科 修了生 袴田 雅樹さんが一般社団法人日本機械学会関西支部において日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞

氏名

袴田 雅樹

所属

理工学研究科 システム理工学専攻 機械工学分野 (材料工学研究室)

受賞年日

2019年04月09日

大会・団体名

一般社団法人日本機械学会関西支部

受賞名

日本機械学会若手優秀講演フェロー賞

研究テーマ等

AE法を用いた低合金鋼鋳鋼の疲労損傷に関する研究
-熱処理と添加元素の影響に対するカオス解析の適用-

賞の概要

機械工学全般にわたる新規の研究内容の進展状況を発表し、参加者との学術的・技術的討論を深めるセッションでの口頭発表での受賞である。
優秀な講演には「日本機械学会若手優秀講演フェロー賞」が贈呈される。なお、審査対象は翌年度の4月1日現在において26歳未満の会員の講演である。
講演室にはコメンテータを配置し、コメンテータは座長とともにフェロー賞の審査を行う。

袴田君の講演は、上記の厳しい条件下で選ばれた優れた発表であり、その概要を以下に示す。

鋳鋼材料にバナジウム(V)の添加と熱処理を与え、疲労強度と損傷形態の変化をAE法で評価した。この際、AE信号にカオス時系列解析を適用し(相関次元と最大リアプノフスペクトラムの分布)、各き裂進展領域での重心位置の移動から損傷状態の変化を比較した。その結果、下記のことが明らかとなった。
(1)焼入れ材(Q材)の疲労強度の向上には、バナジウムの添加が効果的である。
(2)Q材の安定き裂進展領域でのき裂進展速度の低下は、バナジウムの添加量と相関がある。
(3)相関次元と最大リアプノフ指数の分布から導かれる重心位置の移動を評価することにより、損傷状態の変化を定量的に示せる可能性を示唆することができた。

指導教員

宅間 正則

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