理工学研究科 岡本 真さんが電気関係学会関西連合大会において奨励賞を受賞
氏名
岡本 真
所属
理工学研究科 システム理工学専攻 電気電子情報工学分野(情報電磁気学研究室)
受賞年日
2018年04月20日
大会・団体名
電気関係学会関西連合大会
受賞名
奨励賞
研究テーマ等
各線材を用いた非接触給電の電力伝送効率に関する検討
賞の概要
非接触給電は接触式の給電方式より効率が減少することは避けられないものであるが、効率の低下を抑えることができればその利便性から実用性が増すと考えられている。本発表は、電気自動車への非接触充電を想定した実験におけるコイル線材(銅、アルミ、銅-アルミ)の検討に関するものである。検討の結果、いずれの線材においても92%以上の高効率を達成できること,銅よりも効率が1%程度減少するものの,車載する上で軽量化を図るためには銅-アルミからコイルを作ることが効果的であることを明らかにした。このことが評価されての受賞である。 なお、本大会は、電気学会、電子情報通信学会、映像情報メディア学会、電気設備学会の各関西支部から組織され、この分野に関わっている研究者、技術者、教育者、学生の方々、さらには関心をお持ちの方々を広く募り、実施されている。平成29年の同大会での一般講演の発表件数は、220件であった。
指導教員
米津 大吾