理工学研究科 西谷拓樹さんがThe 2015 International Meeting for Future of Electron Devices, KansaiにおいてStudent Paper Awardを受賞
氏名
西谷 拓樹
所属
理工学研究科 システム理工学専攻 物理・応用物理学分野(環境デバイス物理研究室)
受賞年日
2015年06月05日
大会・団体名
The 2015 International Meeting for Future of Electron Devices, Kansai
受賞名
Student Paper Award
研究テーマ等
Fabrication of the solar-blind photodetector based on NixMg1-xO films
賞の概要
ソーラーブラインド型光検出器(SBPD)は、深紫外線のみを検知し、太陽光を検知しない光センサである。このような光センサは太陽光の有無に左右されずに深紫外光を測定できることから,ボイラーの種火の監視などに用いられてきた。しかしながら,従来のSBPDは真空管やダイヤモンドなどの高価な材料を使用してきたため,より安価な材料でのデバイス実現が期待されてきた。本研究では,バンドギャップが大きく、大気中で安定で、安価な材料の中から結晶形が同じNiOとMgOの混晶であるNixMg1-xOに着目した。Ni0.52Mg0.48Oによりソーラーブラインド波長域である270nmに感度ピークを持つSBPDが実現できた。
指導教員
齋藤 正