理工学研究科 鈴木達也さんが回路とシステムワークショップにおいて奨励賞を受賞
氏名
鈴木 達也
所属
理工学研究科 システムデザイン専攻 電気電子情報工学分野 (画像処理工学研究室)
受賞年日
2012年02月21日
大会・団体名
第24回 回路とシステムワークショップ
受賞名
第24回 回路とシステムワークショップ奨励賞
研究テーマ等
劣化画像のみを用いた木構造表現されたスタックフィルタの山登り法による設計
賞の概要
回路とシステムワークショップは、電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティのシステムと信号処理サブソサイエティの基幹会議である。投稿論文にはすべて査読が行われ、査読を通った論文のみが発表を許可される。参加者は、250名から300名程度の会議である。
奨励賞は若手研究者を対象とした賞であり、通常は助教や大学院博士課程後期の学生が受賞するケースがほとんどであり、博士課程前期の1年生が受賞するのは、極めて珍しいことであり、受賞者の研究内容および発表のすばらしさを示しているといえる。授賞式は、7月30日、31日に第25回回路とシステムワークショップで行われる予定である。
受賞理由としては、「本発表では、汎用的な非線形フィルタであるスタックフィルタを用いたノイズ除去フィルタの最適設計手法を提案している。ROLD統計量により、雑音・非雑音画素を判定し、それに基づいて山登り法により目的関数を最適化することで最適な設計を行っている。結果も良好であり、発表も明瞭であった。また、質問に対する回答も適切であった。以上のことにより、同氏の発表は奨励賞に値する。」とされており、高く評価されていることがわかる。
指導教員
棟安 実治、花田 良子