




恥ずかしながら、大学に入るまで「社会」のことを何も知らなかったんですよね。
2年生の時の「テーマ別研究」で、初めて「社会」の事を学び、素直に“社会の仕組みって面白い”と思うようになりました。
世間で言う、いわゆる優秀な方々が日本の政策を決めていかれるわけですけど、それでも完全な政策というのはなくて、さまざまな問題を抱えてしまう、そんなことに初めて気付かされたんです。
その完全じゃないところ、不完全なところに面白さというか、親近感を感じて、社会の構造についても身近に思えるようになりました。
メディア情報系を意識していた私が、社会情報システム系を選んだのは、この授業がきっかけだったんです。

「ビジネス・イノベーション」も、社会をより身近なものとして感じられた授業の1つです。
先生が用いる主な題材は、NHK総合テレビで放送されている「プロジェクトX」というドキュメンタリー番組なんですが、取り上げられるのは、私たちがよく知っている有名企業が大半。
どのようにして開発は進められるか、どんな苦労をしたか、どうやって乗り越えたかなど、様々な企業のケースが実例として挙げられているので、非常に興味深く感じました。
ポイントとなる所では先生からの解説がありますし、個人の努力や作業過程などにもスポットが当てられている番組なので、現場の雰囲気が現実的に感じられ、とても参考になりました。

現在ゼミで研究しているテーマは、「CSR(Corporate Social Responsibility)について」です。 CSRとは、企業の社会的責任とも呼ばれ、企業は、社会や環境などにも責任を持つべきであるという考え方のことを表しているんです。 現代の社会では、このCSRを重視することが企業価値を上げることに繋がると考えられています。 ゼミでは、実際に企業や会社が、どういったCSRを実施しているのかについて、企業1,000社を対象にアンケートを実施する予定です。 情報を受け取る立場の人の視点や、企業の本質的なコンセプトをどう考えていけばよいかについて、知識を深めていきたいと思っています。

以前は情報系の短大に通っていて、より本格的に勉強したいと思い、関西大学に2年次編入で入学しました。
2年生の頃はメディア情報系を中心に授業を受けていましたが、社会情報システム系に転向してからは、社会の見方も変わってきましたね。
何気なく見ていた雑誌やCMでも、ターゲット層はどういった人か、どこに本質的なものが隠れているか、更には、自分で制作するならどう作っていくかという所まで考えるようになりました。発信する側と、受け取る側の両方の視点で見ることができれば、今まで受けてきたメディア系の授業内容とも、様々な形で関わりを持つことができると思います。

共通科目では、それぞれの系の学生が一緒に授業を受けるんです。ですから、普段は自分たちの系を、特に強く意識する事もないのですが、時々「あ、これって系特有の考え方だな」って感じる時もあります。
例えば、英語の授業で、すごく論理的に発表をする学生がいて、後から聞くとコンピューティング系の学生だったとか。
話すことを、頭の中で順序よく組み立てながら発表していたんでしょうね、様々な考え方の学生が集まっていて面白いなと感じますね。
文系の人と理系の人が一緒に授業を受けることができるのは、この学部ならではですよね。総合情報学って、一言ではなかなか表現しにくいんですが、例えば、コミュニケーションについて考える、統計や分析を学ぶということは、あらゆる仕事に関係していると思うんです。メディア情報系、社会情報システム系、コンピューティング系と分かれてはいますけど、完全に分離しているのではなくて、共通で学ぶことも多いんです。他にはない、刺激的な学部って思いますよ!
