講座・イベント

2022年02月21日

山岡塾

 大学昇格100年を迎えた関西大学では、学園の理念(学是)である「学の実化」を具現化する新たな試みとして、「山岡塾」を創設します。専門家(弁護士、大学教員など)や経営者から助言を受けながら、経済の活性化、地方創生、DX・AIの活用、SDGsの推進などの社会的課題の解決を目指します。

※2022年度の塾生募集は終了しました。


<山岡塾の概要紹介動画>

【プログラムの概要】▼山岡塾について(PDF)
 同塾では5~6名でチームを組成し、1年間(2022年度は約半年間)で、各チームが設定する社会的課題の解決に取り組みます。塾生の対象は、本学学生・校友(卒業・修了後3年以内)および併設高等学校の生徒。各チームに対して最大100万円の活動資金を提供するほか、専門家(弁護士、大学教員など)や経営者の助言を得ながら活動します。

 塾生となることで社会的課題の解決・実現に挑戦しながら実践的な知識・能力を体得できるほか、社会で活躍するための「考動力」と「革新力」を養うことができます。なお、プログラム修了者にはデジタル証明書(オープンバッジ)を発行します。

<役  職  者>
 〔名誉塾長〕野田 順弘氏(株式会社オービック代表取締役会長/CEO、関西大学顧問)
 〔塾  長〕大坪 文雄氏(パナソニックホールディングス株式会社特別顧問、関西大学理事)
 〔副  塾  長〕永尾 俊一氏(白ハト食品工業株式会社代表取締役社長、関西大学評議員、関西大学経済人クラブ会長)

<募集対象> 関西大学の学生、校友(卒業・修了から3年以内)、併設高等学校の生徒
<募集人数> 30名程度
<活動期間> 1年間 ※2022年度はプレ開講のため、約半年間(~2023年3月末)
<活動計画> 〔6月6日~30日〕 募集 → 〔7~8月〕 選考 → 〔8月下旬〕 導入合宿 → 〔9月上中旬〕 活動プラン決定 → 〔~3月3日〕 実践活動 → 〔3月上中旬〕 最終報告会

【創設の経緯】
 「山岡塾」は、1922年に本学の学是「学の実化」を提唱した山岡順太郎(総理事・第11代学長)に由来します。実業家としても数多くの会社の社長・役員等を歴任した山岡は、大阪商業会議所の会頭を務め、関西経済の発展に大きく寄与しました。「学の実化」とは、大学は教育研究に実社会の知識や経験を取り入れ、社会は大学の学術研究の成果を取り入れることによって、「学理と実際との調和」を求める考え方です。この理念を具現化する新たな試みとして、「山岡塾」は創設されました。

【関西大学山岡塾サポート募金】
 山岡塾の創設にあたり「関西大学山岡塾サポート募金」を開始いたしました。
 つきましては、山岡塾の活動に対し、格別のご協力を賜りますようお願い申し上げます。なお、ご寄付いただいた方には、年度末に開催します最終報告会の会場参加をご案内いたします。
 ※募金のお申込みはコチラ

記事更新:2022/7/1