関西大学 文科省戦略的研究基盤形成支援事業 - KSDP 団地再編プロジェクト -
団地再編専門家養成セミナーの開催にあたって
今から40年前、日本の都市化がはじまった時代以降、各地に多くの公的な集合住宅が供給され、その数は、現在、旧公団住宅が77万戸、公営住宅が220万戸にも達します。これらの公的な住宅は多くの場合、団地という形で建設されました。 それらの住宅は、建設時期や立地条件を勘案して、建て替えが進められていますが、多くは「ストック活用」、つまり、建て替えをしないで活用していくことになっています。「建て替えをしないで活用していく」ためには、団地を「まち」として持続させていくことが必要になります。このことを私たちは「団地再編」と呼んでいます。この「団地再編」を展開していくためには、専門家が必要です。 そこで関西大学は、これまで3年間「団地再編」について検討してきた成果を踏まえ、下記のような専門家養成セミナーを実施することにしました。通年全20 回のセミナーで、前半が「団地原論シリーズ」10 回、後半が「団地再編シリーズ」10 回です。このセミナーを受講することによって、「団地および団地再編」にかかる基本的な知見を得ることができます。奮って、受講されることを期待します。
2014年3月
関西大学 文科省戦略的研究基盤形成支援事業 KSDP 団地再編グループ
江川 直樹(プロジェクト・リーダー)
鳴海 邦碩
岡 絵理子
団地再編専門家養成セミナーの詳細
カリキュラムの日程・詳細
『団地原論シリーズ』
『団地再編シリーズ』
以下は団地再編専門家養成セミナーの詳細、カリキュラムをまとめたpdfファイルです(A4で印刷可)
団地再編専門家養成セミナーチラシ.pdf [262.5 MB]