2022年09月14日 UP

関西大学理工系3学部との中大連携プログラムを実施しました。生徒は1グループ6～7名で、システム理工学部、環境都市工学部、化学生命工学部の合計20の研究室にそれぞれ分かれて、実験や研究学生へのインタビューを行いました。

化学生命工学部のある研究室では、「DNA鑑定」や「血痕鑑定」、「指紋鑑定」といった、生徒が身近に感じるテーマについて実験を行いました。また、環境都市工学部のある研究室では、「モバイルバッテリーの材料であるリチウムイオンを、低濃度の溶液から吸着法によって回収する方法」という最先端の研究テーマについて実験を行いました。それぞれの研究室の先生や学生さんから、丁寧な説明や実験の指導をしていただき、難しい内容にも一生懸命取り組むことができました。研究室の学生さんへのインタビューでは、「研究室での生活」や「将来の夢」、「中学時代の思い出」などを聞くことができました。就職を控えた大学院2年生の学生さんから「5年後、10年後に、自分の研究で誰かの役に立てるよう頑張りたい」という素敵なお話がありました。中学2年生の生徒たちが、10年後にこうしたコメントができるよう頑張って欲しいです。今回、関大北陽中学12期生が参加した「理工系3学部との中大連携プログラム」は、関大北陽中学1期生から続くプログラムで、実験の指導を行ってくれた学生さんの中には、このプログラムを体験した本校中学の卒業生もいました。

プログラムの最後は「キャンパスツアー」です。「中央グラウンド」や「体育館」、「図書館」に加え、「凛風館」、「悠久の庭」、「BIGホール100」など関西大学の充実した施設を見学して、帰路につきました。

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