「広がれ!学生自立型ピア・コミュニティ」は、「学生総ピア・サポータ体制」をキーワードにして、学生が豊かな人間力(21世紀型学生気質)を備え、本学独自の知徳体を融合する学生文化(学生が主体性をもって構築するキャンパス環境)を育むとともに、卒業後に21世紀の知識基盤社会を支える「社会人基礎力」を備えた人材の養成を目指した取り組みで、文部科学省 2007(平成19)年度学生支援GPに採択され、スタートしました。2010(平成22)年度をもって文部科学省からの財政支援期間は終了しましたが、その後は本学予算により運営しています。

これまでに、教職員や大学院生(学生支援室RA・TA)の指導・援助のもと、多様なピア・コミュニティが誕生し、それぞれ理念に沿った多様なピア・サポートプログラムを企画・立案、実行してきました。
今後も学生たちが、「学生が求める学生支援を学生自らが実践する」ことを通して、主体性や実行力、課題発見力や創造力などの社会人基礎力を十分身につけ、他者の立場に立って物事を考えることができる豊かな人間性をもった人材へと成長できるよう、本取り組みを推進していきたいと考えています。

学生センター所長
松村吉信