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4日目、語学組は英語の授業からスタートです。この日は「鮭のライフサイクル」という、なんともカナダらしいテーマです。まずはテーマに関する動画を視聴し、続けて先生の指示に従いながらイラストと英語の文章を教科書代わりのプリントにメモしていきます。鮭のライフサイクルをより理解するため、ストーリー仕立ての英文を役割分担して読むことやゲームにもチャレンジしました。研修が始まってすぐの生徒たちはまだ緊張している様子でしたが、先生やバディとのやり取りから、打ち解けてきている様子がうかがえました。午後からは大学構内にある、ビーティ生物多様性博物館での課外授業です。屋外での虫の観察に始まり、館内では様々な生物のはく製を実際に触りながら観察しスケッチするなど、生徒たちは貴重な体験に興味津々で取り組んでいました。

5日目、語学組はSDGsをテーマにまずは教室での授業です。先生の話を一方的に聞くだけでなく、ペアやグループでコミュニケーションを取る場面も盛んに見られます。午後には大学構内で、SDGsを絡めたスカベンチャーハントを行いました。グループで競い合った活動は大いに盛り上がり、生徒たちは楽しみながらSDGsに関する興味と理解を深めました。

キャンプ組は、年間を通して賑わうカナダのマウンテンリゾート、ウィスラーで課外活動です。昼食を済ませた生徒たちはゴンドラに乗り、トレイルを行う山を目指します。ゴンドラを降りた先には、迫力のある山脈が広がります。この日も快晴、生徒たちは意気揚々と歩を進め、思わず足がすくんでしまいそうな空中の通路でも楽しげに美しい山々を眺めていました。日本とはまた違った景色を、生徒たちは心ゆくまで堪能したようでした。活動を通して、寮生活を共にする他国の留学生たちとも日に日に打ち解けている様子がうかがえます。早いもので、大学での研修期間も残すところあと1日。生徒たちには最後まで悔いのないようにやり切ってもらいたいです。