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高校1年 宿泊研修

4月16日から18日にかけて広島県のツネイシしまなみビレッジで宿泊研修を行ってきました。今年の研修目的は、集団行動を通じて関大一高生としての自覚を高めるとともに、クラスの団結と新しい仲間の輪を広げることにありました。主な活動内容は、カッター訓練、座禅体験、うどん作り体験、そしてスポーツ活動(フットサル)です。
カッター訓練は、練習とレースの二回に分けて行いました。生徒たちは、船を大勢で漕ぐという初めての体験で、最初はぎこちない様子をみせていましたが、船頭さんの声にあわせ、生徒同士の息も徐々に合うようになりました。船がスムーズに進むようになると、少しずつ生徒の掛け声も大きくなり、クラスの一体感が増していきました。レースは全長約5㎞のコースで行われました。どの生徒も全身汗だくになりながら必死に漕ぎ、抜きつ抜かれつの大接戦となりました。レース後は全員すがすがしい笑顔をしていました。
座禅体験は、宿泊施設近くの無明院というお寺で行いました。お寺の敷地内に入ってからは皆私語を慎み、自己を見つめなおす準備をしました。住職による説法と、座禅の説明を聞き、厳粛な雰囲気に包まれたところで、座禅が始まりました。堂内は静寂に包まれ、聞こえるのは風の音、鶯の鳴き声、木々の枝擦れの音のみ。静寂の中で時折、パシッパシッと警策の音が高らかに鳴り響いていました。常日頃は元気いっぱいで快活な生徒たちですが、普段はあまり見せない大人然とした佇まいを漂わせていました。
うどん作り体験では、クラスの垣根を越えた交流を行いました。粉からうどんを作ったのは、みんな初めての体験だったのではないでしょうか。様々な形の個性豊かなうどんが出来上がっていました。そして、自分で作ったうどんをみんなで美味しくいただきました。
フットサルは今年できたばかりの人工芝サッカー場で行いました。男子と女子に分かれてクラス対抗戦を行いました。どのクラスも新しい仲間と一致団結して勝利を目指して頑張っていました。怪我人もほとんどなく、皆フェアプレーで全試合を終えました。
初日は、まだまだ関大一高生としての自覚や行動ができていなかった生徒たちでしたが、さまざまな活動を通して、多くのことを学び、すっかり関大一高生らしい顔つきになっていました。この宿泊研修で学んだことを活かして、新たにできた仲間とともに、これからの学校生活を素晴らしいものにしてほしいと思います。

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