博物館情報庫
考古(本山)海外・参考資料
2010.04.17
古玉類(ローマ・エジプト)
こぎょくるい(ろーま・えじぷと)
ガラスは、紀元前4千年以前のメソポタミアや古代エジプトで、二酸化ケイ素(シリカ)の表面を融かして作製したビーズが始まりである。
紀元前4世紀から同1世紀のプトレマイオス朝では、高度な技法のガラスが作られ、ヘレニズム文化を代表する存在の一つとなった。
地中海沿岸を征服したローマ帝国の下で、紀元前1世紀の中頃に宙吹きと呼ばれる製造法がフェニキアで発明された。これによって安価なガラスが大量に生産され、食器や保存器として用いられるようになった。