博物館情報庫
1980.01.01
第1学舎1号館
竣 工 ：1955年
主体構造：RC造
状 態 ：取り壊し（2005年）
第1学舎1号館は、もともと大学本館や威徳館が建っていた位置に、 1952年に威徳館を挟むように�鬼�工事、1954年に最北の講堂部を竣工する2期、1955年には横に長くピロティーを持つ3期の工事によって作られました。
3期工事部分は、1，2期工事部分より高さを抑えて計画しています。また、敷地を巧みに活かし、通り抜けの通路や地階などを計画しています。（関西大学第一高等学校や第2学舎2号館、誠之館2号館でもみられるデザインです。）
これらの工事によって構成される中庭をもつことも大きな特徴です。既存の建物が建っていた部分が中庭となっており、中庭に通じるピロティをくぐり抜けることで、開放感を感じられるようになていました。また、このピロティには、薄く洗練されたデザインのスロープやモザイクの壁画が設置されていました。
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