2016年8月30日
関西大学商学部の千葉ゼミ生が第1回「吹田ビジネスプランコンテスト」で最優秀賞を受賞しました!
平成28年7月23日(土)に、公益社団法人吹田青年会議所主催の吹田市を舞台とする事業計画の企画力を競う「吹田ビジネスプランコンテスト(SBC)」の最終発表会が大和大学に於いて開催されました。
第1回となる今回は、吹田市内の4大学(大阪大学、大阪学院大学、大和大学、関西大学)の学生と一般企業に勤める社会人との混合チーム計8班のうち、関西大学商学部からは荒木ゼミ、西岡ゼミ、千葉ゼミが参加しました。
最終発表会では、「ビジネス力」「アイディア力」「プレゼン力」をポイントに、以下の日程のもと5月から約2ヶ月間をかけて案出した事業計画を各班が発表しました。
5月21日(土) 解題、基調講演①
@大阪学院大学
6月11日(土) 基調講演②、ワークショップ①
@関西大学千里山キャンパス
6月25日(土) 基調講演③、ワークショップ②
@関西大学千里山キャンパス
7月23日(土) 最終発表、最終基調講演、審査結果発表
@大和大学
堀江貴文氏による最終基調講演の後に、「ユニーク賞」、「優秀賞」、「最優秀賞」の順で審査結果が発表され、駐輪スペースのレンタルビジネス「ちょこっとParking」を提案した、商学部・千葉ゼミの「チームさつき」が最優秀賞を受賞しました。
最後に、審査員の先生方や後藤市長による講評をいただきました。
単なる利益追求でなく社会貢献に強く動機付けられたビジネスプランを高く評価していただくとともに、既存の枠組みに囚われない柔軟な発想が今後さらに必要となってくるという激励のお言葉をいただき、学生たちは一層ビジネスやマーケティングの研究に対してモチベーションを高めているよう見受けられました。
関西大学商学部 千葉ゼミの「チームさつき」のメンバー
写真左から岡﨑真さん、古川渚彩さん、北島慎吾さん
記事・写真提供 : 商学部 千葉 貴宏 助教
2016年8月24日
BestA2016(4週間コース)のプログラムを実施しています!
商学部海外ビジネス英語プログラム、BestA(ベスタ:Business English Study Abroadの略)が始まりました。
4週間コースは、8月4日から9月9日までの約1ヶ月間、1学期コースは、8月31日から12月10日までの約3ヶ月間、英国・ヨーク市にあるUniversity of Yorkにて、英語でビジネスを学んでいきます。
プログラムの内容としては、Journal(毎日提出する英文日記)、Business Project(York近郊のCastle Howard、Whitbyのプロモーションを経営学の枠組みを応用して分析し、英語でプレゼンする)、Travel Project(イギリス有数の観光地を訪れ英語でPRを考える)など、限られた期間の中に、これでもかと、盛りだくさんの内容が詰め込まれています。
4週間コースの学生8名は、イタリア人8名、中国人12名と合同クラスです。共通言語は英語だけなので、日本語での雑談も許されません。究極に追い詰められた状況の中で、自分の英語力だけがコミュニケーションの手段です。この1ヶ月間で、驚くほど英語力が伸びるでしょう。日々、自信をつけている様子が伝わってきます。
イギリスから現地レポートが届きましたので、ご紹介します。
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Leeds-Bradford空港に到着したBestA学生たち8名。
預けたスーツケースが出てこないというハプニングに見舞われた。しかも全員分が!
翌日、無事に滞在先のYork大学の寮まで届けられた。今年のBestAは波乱の幕開け?
ヨーク大学、初日のオリエンテーション。
イタリア人、中国人との合同授業なので、英語が出てこないからといって日本語に逃げることは許されない。緊張感マックス!?
オリエンテーションの後は小グループに分かれて自己紹介。
笑顔も飛び出して、緊張感もなごむ。4週間、なんとかやって行けそうかも!?
2日目午後のYork市内見学の時の一コマ。
自国だけでまとまらず、皆、英語で仲良くなろうと友達作りに熱心。
なかなか良い雰囲気でプログラムが始まった。
3日目から、いよいよBusiness Schoolの授業が始まる。
講師は、Ian先生。
おなじみのSWOT分析でCastle Howardの集客戦略を鋭く分析する。
イギリスの大学の特徴は、先生が一方的に話すだけでなく、グループディスカッションなどを通じて双方向で授業を進めていくこと。
難しい課題を出され、しかも英語で議論しなければならないので大変だが、実力が伸びることは間違いない。
フィールドトリップ先のWhitbyにて、名物のFish & Chipsに舌づつみ。
しかし、満足してばかりもいられない。
Whitbyの観光戦略を考えることも課題として与えられているからだ。
食事の後は、街に出て調査が待っている!
写真・記事提供 : 商学部 小井川 広志 教授 (BestA委員長)
2016年8月 8日
【大学院】上武 康亮客員教授が来日され、集中講義が行われています!
関西大学商学研究科は、2015年度から「データサイエンティスト育成プログラム」(以下、「DSプログラム」とする。)を導入しました。
このプログラムは、高度な情報通信技術を用い、企業内外に蓄積されている膨大なデータを活用して新しい価値を創り出すことができる人材、データサイエンティストを育成することを目的として設置しています。
DSプログラムでは、こうしたビジネスに関連する様々なデータを科学的に解析することができるように、統計数理、計算機科学、意思決定科学といった領域の学際的かつ文理融合の教育を行っており、メソッド科目として「モデリングの基礎」を設置しています。
データ駆動のビジネスにおいて、事象をシステムとして捉え理解する「モデリングの基礎」はDSプログラムにとって、極めて重要な授業科目です。
この科目を担任していただく客員教授の上武氏は米国イェール大学ビジネススクールにおいて、”Data-Driven Marketing”などモデリングに関する授業を担当する、トップリサーチャーの1人で、2016年8月4日~8月10日まで授業をご担当いただきます。

世界有数の研究者から直接、学ぶ当該授業は学生にとって非常に貴重な体験となり、DSプログラムの価値を高めます。
また、授業はすべて英語で行われていますが、受講生は積極的に英語で質問を行うなど、商学研究科の国際化にも寄与しています。

☆写真をクリックすると大きく表示されます。
2016年8月 4日
商学部の荒木ゼミと西岡ゼミが堺市にある株式会社松井泉との産学連携プロジェクト〔あなごを用いたパイ菓子の商品化〕を行っています!
関西大学商学部の荒木ゼミと西岡ゼミが、堺市にある株式会社松井泉との産学連携プロジェクトを実施しています。
このプロジェクトは、新製品「あなごパイ」(あなごを用いたパイ菓子)の商品化プロセスにおける商品のネーミングおよびキャッチフレーズの作成を関西大学が受け持つもので、堺市の地域創生の一助になることを期待しての取り組みです。
平成28年6月23日のファーストワークショップでは、株式会社松井泉・松井利行社長から堺市とあなごの歴史や、あなごに人生をかける社長の熱意などを披露いただき、これをふまえて、平成28年7月15日に本学部の荒木ゼミと西岡ゼミの学生によるネーミングアイデアのプレゼンテーション大会を実施しました。
プレゼンテーション後の株式会社松井泉・松井利行社長の講評の様子
今後は、今回提案された約100個ものユニークなアイデアの中からネーミングを決定し、この秋に商品化。
平成28年11月5日のアナゴの日にその発表会を実施する予定です。
学生らプロジェクトメンバーは、今回の新商品が近い将来、堺の古墳群が世界遺産に登録されたときには、国内はもとより海外からの観光客に「堺の新名物」として認知されることを期待しています。
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写真提供 : 関西大学研究支援グループ
2016年8月 3日
商学部の荒木ゼミと西岡ゼミがダイキン工業と協働プロジェクト・ビジネス教育プランの最終発表会〔7月15日〕を行いました!
関西大学商学部の荒木ゼミと西岡ゼミは2016年4月より、ダイキン工業(株)と協働プロジェクト・ビジネス教育プランを推進してきました。その最終発表会が,ダイキン工業(株)のテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)の6階にあるフューチャーラボで開催されました。
ダイキン工業(株) テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)
プロジェクトのプロセス
4月7日(木) スタートアップワークショップ(課題提示会)
ダイキン工業(株)TICのフューチャーラボ
5月19日(木) プログレスワークショップ(中間発表会)
関西大学第2学舎C301教室
7月15日(木) 最終発表会
ダイキン工業(株)TICのフューチャーラボ
本プロジェクトの課題
「フッ素樹脂・フッ素ゴムの新規用途を考え、ビジネスプランを創出する」は、4月7日(木)にダイキン工業(株)のフューチャーラボで開催されたスタートアップワークショップで提示されました。
最終発表会のスケジュール・発表会の様子
3時40分 最終発表会スタート(司会:渡邊大祐氏)
3時40分~3時45分 青山博一化学研究開発センター長より挨拶
3時45分~3時50分 商学部・荒木より挨拶
3時50分~5時20分 発表開始 (各班10分発表、 質疑応答 5分)
*ベルで合図。8分: 1鈴、10分:2鈴
3時50分~4時05分 荒木ゼミ A班
4時05分~4時20分 西岡ゼミ C班
4時20分~4時35分 荒木ゼミ B班
4時35分~4時50分 西岡ゼミ B班
4時50分~5時05分 荒木ゼミ C班
5時05分~5時20分 西岡ゼミ A班
5時20分~5時25分 休憩
5時25分~5時35分 優秀賞、及び、特別賞を表彰
河野聖化学事業部副事業部長、薄ヶ谷光宏部長、青山博一センター長より講評
表彰
マーケティング案が最も優れている班に「優秀賞」、発想がユニークであったり情報収集が多かったり等の努力した班に「特別賞」が青山センター長より授与されました。
講評
最後に、河野副事業部長、薄ケ谷部長、青山センター長より講評を頂きました。
提案内容にある様々な手法を用いた情報収集、市場規模の評価、斬新なアイデアを評価していただきました。また、今後、学生の提案に対してアクション案を考えていきたいということでした。
写真・記事提供 : 商学部 荒木 孝治教授
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