化学・物質工学科 大矢裕一教授ならびに葛谷明紀准教授が国際生体分子デザインコンテスト(BIOMOD2013)において総合成績金賞を受賞
氏名
大矢 裕一、葛谷 明紀
所属
化学生命工学部 化学・物質工学科
受賞年日
2013年11月03日
大会・団体名
第3回国際生体分子デザインコンテスト(BIOMOD2013)
受賞名
総合成績金賞
研究テーマ等
Nano Flip-Book
賞の概要
化学・物質工学科機能性高分子研究室の4年生・大学院生で編成したTeam Kansaiが、第3回国際生体分子デザインコンテスト(BIOMOD2013、全8カ国25チーム参加)にて、ナノメートルサイズのパラパラマンガを製作・発表した。彼らはイソップ童話の「ウサギと亀」を分子で描写するために、DNAをおりたたんで自在なナノ構造を作成するDNAオリガミ法を用いて、ウサギ、亀、そして地面からなる構造体を設計した。さらに、地面に対してウサギと亀を結合する位置を少しずつ変えながら構造体を原子間力顕微鏡で観察することで、全17コマからなるアニメーションを作成した。
これらの成果について、2013年11月2日にハーバード大学(米国ボストン)で開催された全体発表会にて、英語で最終プレゼンを行った結果、日本からは東京大学をはじめとする複数の国立大学、また海外からはハーバード大学、コロンビア大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)など英語圏の有名大学が多数参加する中、総合成績金賞(全13チーム受賞)を獲得した。
▼大会概要 http://biomod.net/
▼受賞チームの全リスト http://biomod.net/winners
【Team Kansai】
石野 愛、北脇 悠介、南田 信哉、戒能 誠史、浅野 嵐、飯田 祥弘、池田 勇太、田中 静磨、
平山 絢太、弓下 遼太郎、渡邉 亮介
【指導教員】
大矢 裕一、葛谷 明紀