理工学研究科 松原 しおりさんが膜シンポジウム2019において学生賞を受賞
氏名
松原 しおり
所属
理工学研究科 化学生命工学専攻 化学・物質工学分野(先端高分子化学研究室)
受賞年日
2019年11月13日
大会・団体名
膜シンポジウム2019
受賞名
学生賞
研究テーマ等
W/O界面における生体分子複合体形成を利用した分子応答性マイクロカプセルの設計とその応答挙動
賞の概要
日本膜学会は、人工膜と生体膜の膜学の融合を設立理念として掲げており、年に2回、膜学会年会と膜シンポジウムを開催している。膜シンポジウム2019では、「融合へ」を主題として、生体膜や生体模倣膜、人工膜などに関する議論を行った。また、学生による優秀なポスター発表に関しては、審査員の審査により学生賞が設けられている。 この度、当該学生はグルコースに応答して薬物を放出可能な薬物キャリアの調製に成功した。このマイクロカプセルは、グルコースのみに特異的に応答して内包物の放出を促進することが明らかになり、これらの成果を膜シンポジウム2019で発表した。ポスター発表84件の研究内容・質疑応答・プレゼンテーション能力を複数の審査員が評価し、当該学生を含む17題の発表が学生賞に選出された。
指導教員
宮田 隆志