理工学研究科 古島 健太郎さんが
高分子学会主催 第47回医用高分子シンポジウム
において学生奨励発表 優秀賞を受賞
氏名
古島 健太郎
所属
理工学研究科 化学生命工学専攻 化学・物質工学分野(生体物質化学研究室)
受賞年日
2018年07月19日
大会・団体名
高分子学会主催 第47回医用高分子シンポジウム
受賞名
学生奨励発表 優秀賞
研究テーマ等
脱細胞人工血管の抗血小板粘着性と細胞親和性向上を目指したペプチドリガンドの高密度固定化
賞の概要
高分子学会には、21の研究会があり活発に活動している。その中にある医用高分子研究会は、合成高分子・生体高分子を基盤として健康と福祉に貢献する研究開発を進めてきた歴史ある研究会である。医学・薬学・歯学と連携しながら、学際研究領域を形成し、医用デバイス、人工臓器、再生医療、ドラッグデリバリーシステム(DDS)、診断薬、ナノメディシンなど、治療・診断・予防等に資する研究を行っている。 医用高分子シンポジウムは、年1回開催され今年で47回目となる。今回は、約150名が参加し、38件の口頭発表、33件のポスター発表が行われた。
学生奨励発表は、1研究室1件しか発表できず今回は18件の発表が行われた。この度、当該学生は連携大学院である国立循環器病センター研究所との共同研究で、脱細胞組織に高密度にペプチドを固定化する方法を提案した。発表では、ペプチドを高密度に固定化した脱細胞組織への血小板の粘着挙動・細胞接着挙動について報告した。学生奨励発表ポスター発表18件の研究内容・質疑応答を審査員が評価し、当該学生を含む4題の発表が最優秀賞・優秀賞として選出された。
指導教員
平野 義明