理工学研究科 田中 静磨さんが第17回東北大学多元物質科学研究所研究発表会において多元物質科学研究所 所長賞を受賞
氏名
田中 静磨
所属
理工学研究科 総合理工学専攻 化学・物質工学分野(機能性高分子研究室)
受賞年日
2017年12月05日
大会・団体名
第17回東北大学多元物質科学研究所研究発表会
受賞名
多元物質科学研究所 所長賞
研究テーマ等
DNA四重鎖構造を活用した生分解性、インテリジェント性、自己修復性を有するヒドロゲル材料の開発
賞の概要
DNAの液相大量合成法を応用して、PEG鎖の末端にデオキシグアノシンを4塩基伸長したヒドロゲル調製用のマクロモノマーを合成し、K+、 Na+に応答して瞬時にゲル化するグアニン四重鎖構造で架橋された新しいヒドロゲル材料の開発に成功した。また、このゲルが生分解性、インテリジェント性および自己修復性、3つの物性を有している。上記内容の詳細を17回東北大学多元物質科学研究所研究発表会で報告した。本学会では、タイ、マレーシア、台湾および日本からの発表があり、発表および質疑応答は全て英語でなされている。32件の審査対象から5件しか受賞できない多元物質科学研究所 所長賞を受賞した。
指導教員
大矢 裕一