理工学研究科 中浦 宏さんが膜シンポジウム2016において学生賞を受賞
氏名
中浦 宏
所属
理工学研究科 化学生命工学専攻 化学・物質工学分野(先端高分子化学研究室)
受賞年日
2016年12月02日
大会・団体名
膜シンポジウム2016
受賞名
学生賞
研究テーマ等
ミニエマルション表面での精密重合を利用した刺激応答性ゲルカプセルの創製
賞の概要
日本膜学会は、人工膜と生体膜の膜学の融合を設立理念として掲げており、年に2回、膜学会年会と膜シンポジウムを開催している。膜シンポジウム2016では、「膜の科学と技術~基礎から最先端まで」を主題として、生体膜や生体模倣膜、人工膜などに関する議論を行った。また、学生による優秀なポスター発表に関しては、審査員の審査により学生賞が設けられている。
この度、当該学生は水溶性薬物を生体内で運搬するためのゲルカプセルの作製に成功した。このゲルカプセルは、細胞内を模倣した還元環境下においてのみ薬物の放出が促進されることが明らかになり、これらの成果を膜シンポジウム2016で発表した。ポスター発表61件の研究内容・質疑応答・プレゼンテーション能力を複数の審査員が評価し、当該学生を含む12題の発表が学生賞に選出された。
指導教員
宮田 隆志