理工学研究科 中村苑香さんが一般社団法人軽金属学会 関西支部 若手研究者・院生による研究発表会において優秀ポスター賞を受賞
氏名
中村 苑香
所属
理工学研究科 化学生命工学専攻 化学・物質工学分野 材料組織制御学
受賞年日
2024年11月18日
大会・団体名
一般社団法人軽金属学会 関西支部 若手研究者・院生による研究発表会
受賞名
優秀ポスター賞
研究テーマ等
LA143 Mg合金のパルス陽極酸化処理における皮膜形成および耐食性に及ぼすDuty比の影響
賞の概要
2024年11月18日に関西大学100周年記念会館で開催された(一社)軽金属学会 関西支部主催の「若手研究者・院生による研究発表会」はアルミニウム、マグネシウム、チタンなどの軽金属材料の研究・開発に携わる大学、公設試、企業の若手研究者が集い、日々の研究成果を発表する毎年恒例の研究発表会である。2024年度も、7件の口頭発表、26件のポスター発表が行われ、審査員による審査、投票の結果、口頭発表では2件の優秀発表賞、ポスター発表では5件の優秀ポスター賞が表彰された。中村さんの研究内容は、実用金属材料中最軽量のマグネシウム合金であるMg-Li合金に防食性を付与するため、電解浴中で通電することによるパルス陽極酸化処理を試みたものであるが、そのパルス電流の波形によって形成する皮膜の構造や防食性能に違いが出ることが明らかとなった。そのため、パルス波形をコントロールすることによって最適な防食皮膜の形成を達成した。
指導教員
森重 大樹